都電6000形保存車
ここのところ府中界隈での情報が続いていますが、今回は都電6000形。6191号が、府中市郷土の森公園に保存されています。EB10を見に行った序でに、こちらもじっくり観察して来ました。
6000形の諸元と共に、保存に至った経緯が紹介されていますが、府中市が東京都から購入したとのことです。
先ずは乗降用の階段、手摺の無い側から。塗装が剥がれ、大分痛んでいますので早急に補修したい状態ですが、方向幕は「新橋」です。
それでも折角なので、遊んでいる子供たちが映らなくなる機会を待って、側面を撮りました。
反対側の顔、方向幕は「荒川車庫」と。
車内見学用の階段と手摺がある反対側面にまわってみます。主抵抗器がありました。
「新橋」の顔方向からも撮っておきます。これで全方向からの撮影が叶いました。
下回りも観察しましたが、台車には主電動機が確認できます。下ろされていないのが幸いですが、主制御器が確認できませんでした。
ここでは車内公開は相当前から出来ない状態で、荒れ放題の車内は物置にされていました。昔の鉄道車両が残っていること自体は嬉しいですが、斯様な状態では悲しいばかりでした。
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都電の6000は、たぶん直接制御なので、床下には制御器はないと思います。前のEB10にしても、この6000にしても、もう少し整備してほしいですね。せめて、塗り替えぐらいは。
投稿: 工房5丁目 | 2021年4月10日 (土) 10時24分
屋外だとこうなっちゃいますね。この車両の台車はD16なんですが、応急車として残った6152のD10と振替えたようですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2021年4月10日 (土) 11時03分
◆ 工房5丁目 さま
なるほど、そうでしたね。ありがとうございます。
せめて化粧して欲しいですが、このコロナ禍で市の税収もままならないのでしょうから、当分見込めないですね。
◆ モハメイドペーパー さま
なるほど、そうだったのですか。そう言えば昭和25年製の6191だから本来はD-16なのですね。
投稿: OER3001 | 2021年4月10日 (土) 13時53分