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2021年5月19日 (水)

三線軌条

事例の少ない三線軌条だが、小田急沿線に生まれ育ったOER3001氏にとっては小田原から先、箱根登山線への直通で身近な存在でした。

しかし2006年以降、小田原-箱根湯本間は小田急車の運行となったことから、入生田以東の標準軌は撤去されてしまったのは寂しい。箱根湯本に向かうEXE-αが三線軌条となる入生田駅に到着、上り電車と交換です。

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到着した上りのEXE-αは三線軌条です。

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入生田に箱根登山の検車庫があるので、標準軌登山車両の入出庫のために三線軌条となっています。

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入出庫にしか使われない標準軌線路と、狭軌線路とでは光り方が違います。

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ちょうど良く、標準軌2000形“サンモリッツ”の回送が来ました。車体幅は2,520㎜です。

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プラットホームとの間隔も開いています。

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床下機器も良く見えます。この間隔を無くして乗降時の安全性向上のために、箱根湯本までを小田急車の運行としたのでした。

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“サンモリッツ”が入庫して行きます。

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ゆっくりと検車庫に入って行きます。

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その直後の分岐器、標準軌が反位です。

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狭軌が定位に切り替わるのを待ちました。向こうの安全側線に繋がる分岐器も、狭軌が右に切り替わっています。

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そこに、車体幅2,900㎜のEXE-αがやって来ました。先程の“サンモリッツ”との差が歴然とします。

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プラットホームとの間隔もこの通り。

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EXE-αが通過して行った後、待避していたMSEが三線軌条区間に入って行きました。

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入生田駅での滞在時間、結構長いものとなってしまいました。

 

 

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コメント

段差のあるホーム部分は「立ち入り禁止」なんですよね。あそこからならば、工場の留置線をかなり近くで撮影できるので、駅務員の方に伺ってみたら、一言で「ダメ!」。あの部分はロマスカーの車掌さんのためにあるのでしょうか?

ぼっちぼち さま
柵があればそういうことになりますね。若き頃の時代と違って、今は融通が利かない時代になってしまいました。これもルールを破る輩が多く出現してきたことが原因だと思いますが残念ですね。

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