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2021年5月17日 (月)

箱根路へウォーキング:1

年2回届く株主優待乗車証の使用期限は5月31日と11月30日。その残分消化を兼ねて、天気に恵まれると聞いた日のウォーキングは、ちょっと遠くへ出掛けてみることとしました。

この日のテーマは保存車両を観る。小田原駅から昔仕事した商業施設を見たり、無くなった模型店「機関庫」の跡を訪ねたりと散策しつつ、ここへたどり着きました。

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(一社)小田原路面電車協会が保存する元箱根登山鉄道小田原市内線モハ202です。

長崎電気軌道151となっていたのを、大変な苦労の後に引き取って小田原内に設置したということですが、 その車両自体の出自は王子電気軌道402だそうで、紆余曲折を経た車両。小田原市内線に居たのは市内線廃止の1956(昭和31)年までの数年間だったようです。

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多くの地元企業や有志によるクラウドファンディングをもって実現した、小田原市への里帰りだったということです。

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車内も運転席も長崎軌道時代のままのようです。

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それでも設置に協力してくれた地元企業の貢献は大きい。ういろうの会社なのですね。ここではレストランを営業しています。

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そこから箱根駅伝ランナーが走る国道1号を歩きます。箱根板橋を過ぎ、たどり着いたのはここ風祭にある老舗蒲鉾店である鈴廣が経営するカフェ107。

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ここに保存されて以来、車窓からは見ていても訪ねてみたのは初めてでした。

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プラットホーム状のテラスで飲むオリジナルビールは最高です。

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車内にも自由に入ることが出来ますが・・・、あれ? 天井にエアコンが!

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107横の紫陽花が咲き始めたようです。

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折角なのでウォーキングはさらに先を目指しました。

小田原を出た箱根登山線は、今は狭軌の小田急1000形で運行します。箱根板橋、風祭、入生田を経て箱根湯本ですが、その入生田へ。

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ちょうど庫内では最新型車両がジャッキアップされていました。

ということでこの日の累計歩数は15,900歩となった次第です。

 

 

 

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コメント

 3月に寄った時は緊急事態宣言で休業でした。今の時期なら貸切も同然ですね。

私が見た長崎電軌の151は復刻色になる前でした。ビューゲルも普通のタイプでした。時間と空間を超えて、早く再開したいです。

◆ モハメイドペーパー さま
両方ともほんの僅かなお客様がいらっしゃいましたが、ちょっとしたタイミングで“貸切”状態になれます。

◆ ぼっちぼち さま
思い立った時に行かないと、永遠に行かないことになってしまいますよ。保存車両が汚れないうち、お早めにどうぞ。

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