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2021年7月 1日 (木)

模型用塗料について雑感

fb(フェイスブック)友だちのKYさんの投稿で知ったのですが、永年にわたり重宝しているマッハ模型の鉄道調色塗料の内で、在庫限り、生産休止品がかなり出現しているようです。

マッハ模型店鉄道調色塗料一覧

そもそも、良くここまでの品揃えをしたものと思っていましたが、どう考えても需要が少なそうな色まで揃えていたのだからやむを得ないでしょう。一応計画あるものの色は買い揃えてありますが・・・。

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半世紀前のことを思い出せば、そもそもラッカーの基本色を取り揃え、絵の具を混ぜるように自分で調合していたのが、鉄道調色塗料なる商品に出会ったのが1960年代半ばだったか、随分嬉しかったことを思い出します。

東京では銀座・天賞堂がラックで陳列していて、その中から目的の色を選択していましたが、1970年に初めて訪れた大阪堂島地下センター奥のマッハ模型店にはB4二つ折りの色見本もあって、早速入手したことを思い出します。

家捜しして見付けました。それがこれ! 宝物です。

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広げると、印刷では無くラッカーのカラーチップが貼付されています。この当時は国鉄色と関西の大手私鉄色しかありません。

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裏には使用法やラッカー成分などが丁寧に書かれています。

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これから何年後でしょうか、カラーチップの貼付は無くなり、リストだけ。この時点で80色とあり、首都圏の私鉄各社に秩父鉄道、長野電鉄、名鉄、伊豆急が加わっています。1缶100円だったのですね。

あっ、右下に調色カラーカード¥300の標記がありました。

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この時代も以下の説明書が添えられています。

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漫談家、お笑いタレントの綾小路きみまろじゃないですが、あれから40年! いや50年以上かな? 色数を増やしすぎたのでしょうね。結局当時から販売されていた色は、これからも残るような感じです。

今や鉄道調色塗料は日光モデルなどからも発売されていますが、必要な方は早めに購入されることをお勧めします。

 

 

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コメント

 大昔の運転会は湘南型といっても色はまちまちでしたが、マッハのおかげで出来はともかくとして、色は揃うようになりました。初期には倍の容量(1/6ℓ)の缶もありましたね。郵便車〒マーク用赤なんて、1缶買ったら一生使い切れません。

モハメイドペーパー さま
確かに大きい缶もありました。小田急のイエロー、ブルーは当初大きな方を買いました。
そもそも「郵便車〒マーク用赤」なんていう品揃え必要なのでしょうかね?
それより昔のマメラッカーのように、赤、黄、青、白、黒といった基本色が欲しいです。

色見本帖すごいですね!初めて親子で関西私鉄乗り歩きに行った時はドージマ地下センターのお店でした。懐かしいなあ。

3年くらい前、私が中学生ころなので40年以上前に購入していたマッハのラッカー(阪神赤胴色)を初めて使う日が来ました。
カンが少し錆びていたのですが、フタを開けようとしてもなかなか開きません。
やっとフタが動きかけたら、ぽんっと音がして飛んできたフタが顔にくっつきました。何が起きたのかわかりませんでした。
カンの中を覗くと得体のしれない状態になっており、一度も使わず捨てざるを得なかったのが残念でした。

◆Cedar さま
関東の人間にとって、大阪の模型屋さんって、特別な印象がありましたね。


◆ 阪鉄車輛 さま
塗料は買いだめしても経年で使用不能になりますからね。品質表示に「使用期限」表示されていませんが。
残念な経験をされましたね。

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