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2021年8月13日 (金)

続:レッドアロー号ブルーリボン賞受賞!

前回触れなかった車内のことを。

室内照明は車両中央にビルトインされた光天井。集中冷房からの吹き出しが、その左右にセットされています。

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また、これは5002の室内ですが、座席は各車で異なるカラーとされていました。

西武が初めての特急車両を設計するのにあたって、各社の特急車両を調査し参考にしたと語られていましたが、とりわけ小田急NSEの影響が強かったと思うのはOER3001氏の依怙贔屓でしょうか。

その証拠は次の画像です。冷房強化改造後のNSE車内です。

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荷棚は小田急はアルミフレームとアクリル板の造形でしたが、西武は通勤車両同様のパイプ。製造コストを抑えながら見かけをよくする工夫が感じ取れたものです。

 

一方運転台は、当時の人間工学的観点を取り入れ、マスコン、ブレーキ弁取り付けを確か15度傾けたものとなっていました。

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そんな5000系を、E851と並べた反対側からも、4両編成の全景を撮っておきました。

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もちろん、秩父線用に用意された101系もしっかりと。まだ背後にはトニーベージュと西武レッドの車両も多く居た時代でした。

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それにしても当時の車両、4両編成でユニットになっていたというのは模型ファンにはありがたかったですね。今ではすっかり、どれもこれも10両が当たり前のように・・・。

 

 

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鉄道(大手民鉄)」カテゴリの記事

コメント

電車はやっぱり4両くらいがまとまりが良いですよね。元地元の人間なのですが、101系のスタイルは好きですが、5000系は鉄仮面みたいで、どうしても少し引いてしまいます。

 しっかりカラーで撮影されてますね。この頃、私はほとんどモノクロでした。101系の行き先が西所沢になっているので調べたところ、小手指駅が開設されたのはこの年の11月20日だそうです。5000系の後ろに写っている給水塔は今でも残っています。

◆ ぼっちぼち さま
鉄仮面ですか、懐かしいキャラクターですね。今の若い人は知らないんだろうな。

◆ モハメイドペーパー さま
随分変色してしまいましたが、カラーポジで撮っていて、何故かモノクロフィルムでは撮影していなかったようです。従って1コマが大事で撮影枚数が少ないこと。今では考えられません。そうか、この当時は未だ小手指駅は無かったのですね。

20Eの制御器は8個モーター制御で、更に1両は主回路、1両は補助回路機器を搭載し2両で
1ユニットを組むので編成としては、偶数両数となり当時としては4両編成が妥当なところだった
のでしょうね。

ぬか屋 さま
4両固定は模型製作には最も都合が良いですよね。まあ一歩譲って6両固定まで。8両や10両は虐待ですよね(笑)。

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