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2021年10月24日 (日)

展示模型の修理-2

このコロナ禍の影響もあり、展示施設の維持管理予算もなかなか厳しいことが伺えます。なかなか新しい車両の導入も叶わない中、小田急ロマンスカー7000形LSEは人気者です。

しかし、走らなくなったということで、引き込み線に押し込まれていました。現地でテストの結果はモーター回れど走らないということで我家で入院治療。動力車2両はユニバーサルジョイントの抜け。交換して問題なし。

ところが、輸送中に先頭台車から車輪が脱落。枕梁中心が下がり、台車枠が“ハの字”に広がっていたことが原因でした。

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編成で4器のパンタグラフの内、3器が破損です。

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その内の1器はパンタ台ごともぎ取られたように無残な姿。

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もう1器はパンタグラフ本体がご覧の通りバラバラに。その上左向こうのパンタ台が外れています。

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あ~あ、何と気の毒な。 面倒臭い作業ですが、食い入るように見つめる子供たちの輝く眼を楽しみに、なんとか修復することにしましょう。

 

 

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鉄道模型」カテゴリの記事

コメント

ぬか屋は、市の福祉会館でオモチャ病院のDrをしています。鉄道模型そのものは来院しませんがまあ色々なオモチャが在るなと関心しますが、子供たちの見ている所で修理、完成させた時の子供の笑顔は素晴らしいですね。
母親と大事にオモチャを抱えて帰る姿を見るとやってて良かったと思います。

まさしく救急病院ですね、あらゆる症状に臨機応変対応が必要~お疲れ様です。

◆ ぬか屋 さま
おもちゃの病院ドクターですか、素晴らしいことです。
そうそう、その子どもの笑顔見ると幸せな気分になれますよね。


◆ Cedar さま
お陰様でもう4年、5年目に入りました。
なんだかんだで、手を掛けてきた模型に情が移ってきたようです。

 こういう所で走らせている模型は、どうすりゃこうなるんだと想像がつかない壊れ方をしていることがよくあります。現場の担当者が機械のメンテに対する知識があるかないかでもだいぶ違ってきますね。

モハメイドペーパー さま
仰る通りで、小生らの常識では考えられないこともあります。例えるならば“プラレール”の扱い同様なのではと思わざるを得ません。

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