0番運転会の後遺症-10
0番運転会の後遺症も10回を数えるまでに至ってしまいましたが、これで最後にしたいと思います。
ちょうど当時は、湘南電車に新型車両が投入され始めた時代、即ち80系から153系“東海型”への置き換えが開始された時代でした。そこで“東海型”に似せた新型電車が発売され、遂に買って貰うことができたのは、おそらく1959(昭和34)年か1960(昭和35)年、小学校3年生か4年生の時だったかと思います。
“東海型”を意識したのかどうか判りませんが、おでこから窓下になった2灯の前照灯とDT23型台車が、新型であることを主張していたようです。しかし側面は3扉、ドア間に狭幅4枚窓ではイマイチです。
少年向けの模型と言うより玩具として設計されたからなのか、“湘南電車”に比べて相当手抜きされた感じです。窓セルは省略され、おでこの表示も窓は無し。床下機器は一切無く、連結器も胴受けは無く箱状のポケットに入っただけです。
それでも新型電車として、少年の夢を膨らませていた存在だったのです。
さて、これまで10回にわたり続けてきた「0番運転会の後遺症」も、漸く治まってきたようです。鉄道模型を趣味とする以上、様々な大きさの模型をマイペースで楽しんで行きたいと思います。
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コレはなぜかうちにもあります。Oゲージ始めたころにボディだけ安く手に入れて、PCCの下回りにポール集電という姿でしばらく走っていましたが、今はデッドストックと化しています。
投稿: Cedar | 2021年11月26日 (金) 12時33分
Oゲージの車両、色々お持ちだったのですね。小生は、ED14+トム+ワム+ワフだけで、後は自作したクハ76とクモユニ81だけでした。これらの車両、現在はありません。
仕舞い込んである80形を引っ張り出してみたいと思います。
投稿: 八千代運転所 | 2021年11月26日 (金) 12時53分
◆ Cedar さま
お持ちでしたか、同じもの。そのオリジナリティー溢れる姿、拝見したいですね。是非蘇らせてあげましょう。
◆ 八千代運転所 さま
これで全てご紹介してしまいました。古い宝ものは、いくつになっても忘れないものですね。80形、是非ぜひ、引っ張り出してください。
投稿: OER3001 | 2021年11月26日 (金) 17時17分