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2021年12月 8日 (水)

続:東急8000系の想い出

5200系、6000系、7000系と、ステンレス製車両を増備して来た東京急行電鉄(東急)が、時代の要請から20メートル車体としたのが8000系。そこには運転台の大革命が起こりました。我が国初のワンハンドルマスコン導入でした。

1970(昭和45)年当時のパンフレット表紙が、その意気込みを伝えています。

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パンフレットを開くと、Tc-M1-M2-M1-Tc2の5両編成として形式図が。床下機器配置もあって、模型製作には助かる図面です。

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続いて主要諸元の一覧。

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車内も、経済性を重視していた当時の簡素な様子です。

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模型ファンに有効な台車も図面もあって嬉しいものです。

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A4版全38ページにわたるパンフレットは、大切な資料として保管してきました。

 

続いて車両冷房化の時代要請に応えるために、翌年には冷房搭載編成が登場します。この時制作されたのはA3見開きのリーフレットでした。

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それを複製し、今般の伊豆急行開業60周年、日光モデル創業55周年を記念した団体列車「湘南・日光」参加者に配られました。

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オリジナル版とは折加工に違いがありますが、内容的には遜色ない仕上げリです。

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パンフレット最後には東急車輌製造と。

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一時代を牽引してきたことは間違いない8000系も、伊豆急ではJR209系を導入準備中。消えて行く前にしっかり記録し、記憶に留めておきたいものです。

 

 

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コメント

 機能面では画期的なのだけど、趣味的にはオモシロ味の少ない車両でした。

伊豆急も209系ですか。東急の子会社なのに8500じゃないんですね。

◆ モハメイドペーパー さま
確かにBL賞にも引っかからなかったし・・・。8500はL賞でしたが、本来なら8000でやっておくべきだったと思いますよ。


◆ Cedar さま
8500も結局8000の派生形式ですからね。今更直流電動機車両ではと言うところなのでしょうが、情けないですよね。

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