消えていったロマンスカー
30000形EXEの前に登場していたのが20000形RSE。小田急ロマンスカーと言えば、3000形SE車以来連接構造だったのが、相互直通の相手に合わせることからボギー車となりましたが、そもそもこれが50000形VSE引退に繋がる道を付けたことになるのでしょうか。
新宿~沼津間の「あさぎり」として、1991(平成3)年3月16日から運行開始しました。
翌1992(平成4)年6月には、「相互直通運転車両の規格仕様に関する協定書」に基づいた設計で作られたJR東海の371系が定期検査に入ったとき、その代行を20000形RSEが務めたことから、谷峨駅での交換も見られました。
この年の鉄道友の会「ブルーリボン賞」に選定され、ヘッドマークには「祝/BR賞」が交互表示されました。
その20000形RSEも2013(平成25)年に引退、22年間の活躍でした。
一部車両が海老名のロマンスカーミュージアムで保存展示されているほか、富士急行に譲渡され8000系として活躍していることはご承知の通りです。
22年間の活躍でも短いと思っていたのに、50000形VSEは僅か17年間で第一線を退くことになろうとは。なんとも悲しいことではありませんか。
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