過去vs現在-3
鉄道が好きになり、写真を撮ったり模型を作ったりとして来て数十年。自ら撮影した過去の写真は、カメラも腕も、現在とは大きな差がありますが、だからといって現在のカメラと腕をもって再チャレンジしたくとも、それは絶対叶うものではありません。過去には過去の、一枚に写された光景から、様々な情報が得られることが楽しくなってきてしまいました。
今回は小田急新宿駅の光景から。1966(昭和41)年12月18日、国鉄線寄りの1号線に停車するのは3000形SE車の「はこね」です。なんと、奥の2号線にも3000形SE車が。この年3月に3100形NSE車は全6編成となり、主力になっていたのに、珍しい光景です。
時は変わって2021年9月27日の光景から。左側の特急乗車ホームだった1番ホームは、使用停止になっています。天井照明も蛍光管からLEDに。ホームの柱も耐震強化が施されて一回り太くなりは基本的には変わらずも、スマホ等充電機能を持つベンチが設置され、空調装置も設置されています。
この時の車両は30000形EXE。今やEXE-αに改装された編成が主流となり、この原型が見られるのも時間の問題かも知れません。
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新宿駅が2層化された当初、空調はなかったなんて、今の人には信じられないでしょうね。夏にはホームの中程に氷柱が何本か置かれていました。
2号線のSE車は「えのしま」でしょう。急行とは区別して3番線から乗降させていました。
投稿: モハメイドペーパー | 2022年1月19日 (水) 17時08分
◆ モハメイドペーパー さま
いつもコメントありがとうございます。そうそう、氷柱ありましたね。触ってみるのが楽しかったですよ。
2号線、仰るように「えのしま」でしょうね。
投稿: OER3001 | 2022年1月19日 (水) 17時59分