廃車解体準備
鉄道ファンにとっては悲しい廃車、解体ですが、模型と違って実車は輸送サービスを提供するための設備機器のひとつであるため、安全確保のために定期的な保守・点検が欠かせません。それでも老朽化に伴って保守経費と更新の経済性を検討した結果、役割を次世代に引き継いだ後は、廃車されるのはやむを得ないことでしょう。
友人からフェイスブック(fb)を通じて得た情報から、京王若葉台工場で都営10-300系の解体が進行中と知り、早速見て来た次第。近くのショッピングセンター駐車場にクルマを停め、公道から外周を歩き始めると、一番端の線路に、その姿を確認しました。
上下させることができる入換機の連結装置にしっかり繋がれて、作業に合わせて建屋内を移動するようです。
先頭車10-390は既に空調装置が取り外されていました。
2両目のパンタグラフが外されていることも確認できました。
こうして再利用できる主要機器を外した後、クレーンで吊り上げ、解体場所に輸送するトレーラーに載せられるのでしょう。鉄道車両の最後を見るのは悲しいです。この日10-390Fは、本八幡方の2両しか見ることできず、他の車両は既に搬出されたことと思います。
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