想い出の運転会
実は・・・、今回取り上げる運転会に一般来客として来場されていた小学生が、今は何と、OER3001氏らのサークルの中心メンバーとして活躍されているということを知り、驚いています。
その運転会は、我が国の鉄道開業100周年を迎えた1972(昭和47)年、10月に桜木町のゴールデンセンター(現・ぴおシティ)で開催されたものでした。
6階だったか7階だったか、、10月1日から10日までの10日間、上層階の一角に斯様なゲートが設けられてのイベントでした。ゲート左に立つ女性、実はその後、当時の先輩MW氏の奥様となられています。
今と比較すると車両群も寂しいですが、当時の首都圏で活躍する車両を揃えていました。今のようにキットが豊富に出回る時代では無く、その殆どがペーパー自作というものでした。
高架を行く小田急は1800形と4000形の併結5両編成。収用線には開業間近の横浜市営地下鉄1000形や、相鉄6000系のアルミ試作車も見えます。
会場の成約から、レイアウトと来客の間を空けることが難しく、アクリルで仕切られました。
そのアクリル越しに大勢の来客が見入っていました。
この大勢の中に、その小学生は写っているのでしょうか?
学生だったOER3001氏らは、やりくりしつつ10日間現地に通うこととなりました。そして帰りは桜木町発の東横線。8000系が新車でした。
青ガエル5000系もまだ現役。東横線ホームは隣の国鉄・京浜東北線ホームより一段低い位置で、渋谷方は細~いものでした。
多分、この当時の桜木町駅はこんな模様だったと思います。
今年が鉄道開業から150年ということですが、100周年の時より盛り上がりに欠けるような気がするのですが。
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