3100形NSE車
半世紀以上にわたりお付き合い頂いている友人より、イベントで3100形NSE車の画像を提供願いたいとのご依頼がありました。
幸いなことにこの新型コロナウイルスで、長く外出自粛が要請されていたころ、せっせとフィルムスキャンをしていたので検索が容易になっていました。
折角なのでいくつかご紹介させて頂きましょう。先ずは1966(昭和41)年5月の新宿駅で、向こうの3000形SE車と並ぶ姿から。この時代はまだNSE車の増備を続けていた時代、冷房強化改造など後のことなので屋根上はすっきりしています。
その屋根上がよく判るカットがありました。ホーム上に小田急百貨店のビルも無かった1972(昭和47)年4月、新原町田駅(町田駅への改称は1976年のこと)です。
同じ時期に、玉川学園前付近でも収めていました。
社会人2年目となる1974(昭和49)年3月、夜勤明けだったか残雪が残る世田谷代田駅へ向かいました。
どうもこの「特別団体線用」を撮りたかったようです。今は地下線区間となってしまった下北沢から25‰勾配を上り世田谷代田駅に差し掛かろうとする光景が懐かしいです。
1976(昭和51)年10月、箱根板橋駅で交換する3100形NSE車。なかなか上手く新幹線が通過してくれませんが、3線軌条や外幌の膨らみも懐かしいです。
因みに斯様な本が昨年発行されています。お陰様でだいぶ好評のようで、書店在庫が未だあるかどうか?
折角なので、気が向いたらこの後の時代の画像も後日取り上げましょうか。
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以前の拙ブログに書いたと思いますが、1968年、小学校1年の時に初めてNSEに乗車し、いきなり最前部の展望席に座りました。この時は当時小田原に住んでいた叔父を母、妹と3人で訪ねるためでしたが、この叔父が拙ブログの記事に書いた、お墓詣りをした叔父です。展望席の切符を取ってくれた別の叔父もこの世にいません。
このような思い出もあり、今回掲載していただいた冷房強化前のNSEの印象が強く、リクライニングしないクロスシートでも私にとっては歴代ロマンスカーの中で一番好きな車両です。
記事最後に出ている文献ですが、これの西武鉄道版も出ていますが、私でもわかるような誤記が多くがっかりしました。この小田急版については誤記の有無は存じません。
投稿: 所長失格 | 2022年5月31日 (火) 15時05分
◆ 所長失格 さま
NSEがお好きだったのですね。あの時代、国鉄や他社の優等列車と比較しても遜色ない、まさに夢を叶えてくれるようなワクワク感があった電車でしたからね。
投稿: OER3001 | 2022年5月31日 (火) 22時07分