永山隧道
電車に乗って前を見るという行為は、子どもにはもちろん、大人になっても魅力的なものです。童謡の歌詞ではないですが、鉄橋やトンネルを通るときには特にワクワクするものです。
このトンネルは「永山隧道」が正式名。建設当時に取締役会長だった安藤楢六氏の自記筆による、砲金製銘板が取り付けられています。
銘板が読めるように、トンネルから顔出す電車を撮るのは結構難しいものです。
因みに平行する京王相模原線も同時代の建設なので、鉄道施設は同じように造られています。
しかし・・・、隧道銘板を入れる用意までしていながら、一度もここに銘板が取り付けられたことはありません。
当時の社員から聞いた話しでは「小田急さんの真似はしない」と、途中で取り止めになったそうです。
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