VVVFインバータ装置の作り方
昔の「模型と工作」誌の記事のようなタイトルですが、最近は半導体の効果か、VVVFインバータ装置も斯様な小さな姿になりました。抵抗制御車の断流器のようです。
もちろん斯様なパーツの市販品はありません。無い物は作る! これが自作の醍醐味とは言え、電動車両の全てに搭載されるので、必要数は車両数となってしまいます。
最大の課題はメッシュをどうするか? 先日のお買い物で得たハセガワのモデリングメッシュなる素材を使います。方眼紙上にマスキングテープで留め、方眼の眼を頼りに所定寸法にカットします。
今回は7㎜幅にカットしました。
これを再び方眼紙をガイドにし、所定寸法の箇所をステンレス定規で押さえ、カッターの刃を使ってグイッと折り曲げます。
さらに、同様に2箇所目を折り曲げます。
曲げ加工3回で、斯様なカタチが切り出せました。
この作業を必要回行いますが、眼はチカチカし、なかなか集中を保つのに苦労します。
本来はこの側面もメッシュなのですがペーパー片としてしまい、角材とペーパー片から作った「ハコ」に接着しました。
サフェーサーをかけて、ハイ出来上がり。奥行きが薄い方はMPギア仕様の動力車のもの。中央のモーターを避ける必要がありますから。
と、かなりやっかいなものでしたが、塗装してしまえば粗は然程目立たないかと。走らせてしまえば更にわかりませんから。
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