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2022年8月14日 (日)

房総東線の夏

モハメイドペーパーさまのブログ「夏は海、昭和40年代の夏ダイヤ」を見て、その頃の記録を探してみました。1967(昭和42)年の海水浴に行った時の撮影がありました。この日は着いて直ぐ、海に入る前にまず撮影していたようで、房総東線は鵜原-上総興津間です。

キハ28先頭の急行「外房」、後方にキハ26と思われる車体が確認できますが、比較的揃った編成です。

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しかしこちらの急行「外房」では、2両目にキハ23らしき姿があるではないですか。

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上総興津方向から来た急行「そとうみ」は、キハ26が先頭でした。

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外房線と名を変える前の房総東線は、気動車王国でした。夏の多客期だからこそ、こんな編成もありました。先頭から2両はキハ35系、その後はキハ26を挟んでキハ28系が続きます。まるで有るだけの気動車を連結した鉄道模型のようです。

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キハ17はまだ大活躍の時代でした。キハ17ばかりを連結した6両編成は、なかなか魅力的でした。

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左に写っているのはきぬやまスカンクさん。ふたりでこうしてカメラ構えていても、列車接近時に片手を上げれば、警笛も鳴らされずに済んだ長閑な時代でした。

 

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鉄道(国鉄・JR)」カテゴリの記事

コメント

房総の夏季輸送時代懐かしいですね。2枚目の2両目にキハ23らしき姿とありますが、まさしくキハ23です。
昭和42年7月29日に勝浦機関区を訪れた際、駅構内を歩いている時に遭遇しました。
編成で撮れる場所ではなかったし、撮影態勢でなかったのでまともには撮れず、この車両部分のみ撮りました。

 苦労して海に行くための列車増発しているのに、その海に背を向けて列車撮っている物好きもいるんだな、というのか一般の認識かと思います。

◆ 八千代運転所 さま
コメントお待ちしていました!
この地の話題なら八千代運転所さまがリアクションされると思っていました。
キハ23は、千葉区に配属されたものだったのでしょうか? それとも応援?


◆ モハメイドペーパー さま
仰る通りですが、折角この地まで出掛けたのですから、運賃や宿泊費を無駄にはできませんからね。

ダイヤ改正用の車両で、早期完成車。書類上は(たしか)千チハ配置。夏季輸送終了後正規の配置区に移りました。
資料があったはずなですが、見つかりませんでした。

 書類上は八千代運転所さまのいうとおりで、正式な配置か、あるいは借入だったかも知れません。ただ、現車は私の写真にあるように、本来の配置先の標記でした。

◆ 八千代運転所 さま& モハメイドペーパー さま
貴重な情報をありがとうございます。
成長期だったからこそ毎年車両増備、それなら季節変動の需要に合わせて資産有効活用をということは十分に理解できるものですね。

やや、何と懐かしい。当然、私も同じ位置で撮っています。今となっては、貴重な写真となっていることに驚いています。

◆ きぬやまスカンク さま
だから、最後の画像に登場しているではありませんか。
この時は長ズボン、膝小僧が露出していなくて良かったです(笑)。

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