山王川改修事業
11月11日深夜、線路切換工事のため、新松田~小田原間で一部列車が運休と報道されています。その場所を見て来ました。
足柄駅を出てしばらくの所を流れる山王川は、箱根外輪山の一部である明星ヶ岳(標高924m)付近を水源とし、北東に流下後、久野丘陵を経て足柄平野を貫流し、小田原市浜町で相模湾に注ぐ流域約26㎢、幹線流路延長約4.1kmの河川とのこと。
たびたび水害を発生していることから、川底掘り下げと川幅拡大等の改修工事が行われているようです。ちょうどGSEが下って(箱根湯本行)行きました。
昨年の8月にはこんな状況で、仮囲いは有りませんでした。
下流側を並走する伊豆箱根鉄道大雄山線が、立派なPC桁だった理由が解りました。山王川のこちら側は改修済みだったのですね。
小田急の上流方には西耕地橋が架けられており、そこから通過する電車が見えると言えば見えますが・・・、通過して行ったのは折しも最新の5000形5061×10の試運転でした。
足柄1号踏切から小田原方を望みます。既に下り線(左)は大きく仮線に迂回、元の下り線の一部が出庫線として使われています。現上り線の右側に、切り替える仮上り線が敷設されていました。
足柄駅の跨線橋から見るとこんな状況。なるほど、迂回した下り仮線に設けられた分岐器に出庫線を繋ぎ、上り線を仮線迂回させた後は、上下線の橋梁を撤去すると言う事なのですね。
河川改修が終わって、新しい橋梁を上下線が行き交うようになるのはいつなのでしょうね。神奈川県や小田原市のホームページにも、完工時期の記載はありません。
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