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2022年10月17日 (月)

二十歳の頃

「二十歳の頃」という企画テーマが掲げられた「第20回 鉄道模型関東合同運転会in埼玉けんかつ」では、参加者有志がそれぞれの作品を展示しました。OER3001氏が展示したのはこれ。

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東急玉川線で活躍したデハ80形の2両編成。デハ80形の誕生はOER3001氏と同じく1950(昭和25)年、そしてこの作品の完成がOER3001氏の20歳の誕生日だったということで、52年前の作品。今回の企画テーマにピッタリでした。

52年前の材料は白ボール。カワイモデル製のブリル台車、カツミのPS16パンタのタスキを張り替えて1本シューに改造。正面のジャンパ受けを真鍮パイプから作り、標識灯や排障器もすべて手作りと、今なら利用できるのパーツがあるのに、床下機器など何もかも手作りでした。

小型の縦型モーターだった動力をパワートラックに換装し、連結器をIMONカプラーに交換して、今も元気に走ります。

 

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コメント

1970年頃だと本線が廃止に成った時期だったですよね。
この車両を観ると沿線撮り歩いた事、思い出します。

◆ ぬか屋 さま
玉川線の廃止は1969(昭和44)年でした。
これによって世田谷線として存続した旧下高井戸線の駅名も、「玉電若林」「玉電山下」「玉電松原」の各駅では、「玉電」が取れてしまいました。

 この車号は後に連結2人乗りに改造されますが、原型の方が格好よいと思います。80形の中でも出力が大きく、スピードも出て好きな車両でした。

◆ モハメイドペーパー さま
塗色もこの2色時代が良く、オデコの標識灯が撤去されたら、ちょっと間抜けな感じになってしまいましたね。

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