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2022年12月19日 (月)

花巻電鉄保存車両

「SL銀河」撮影行の最後は、JK氏のご希望から花巻電鉄の保存車両「馬面電車」を見に行くことにしていました。保存車両の所在地は花巻市材木町3番17号とのことで、レンタカーを返却する新花巻駅からはそう遠くはありません。

その地は現在休館中という「市民の家」がある材木町公園。

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1933(昭和8)年に宮沢賢治が亡くなった時の追悼集会の開催場所になった旧花巻町庁舎を、1970(昭和45)年に現在地に解体移築したものだということでした。

その建物の左横(北東)に、しっかりした屋根と金網で覆われた保存車両が確認できます。

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前に遊具が設置されていて、子ども達の遊び場になっているようです。

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花巻電鉄の路線図と、保存されているデハ3の説明板が役立ちます。

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「想い出の花巻電鉄」と称した案内板には、1969(昭和44)年8月31日の最終営業日の情景が紹介されていました。

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早速近づいて観察します。先ずは公園側から見て左手前から。

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時計回りで正面を。金網の間からレンズを入れて撮るため、全体を収められません。

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仕方がないので下方は別に。

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左奥へ移動します。代用品を使ったと思われるこの前照灯だけは頂けませんね。

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それでもしっかり手入れされ、奇麗な姿を保っていることは素晴らしいことではありませんか。

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真横を収めておきます。

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さらに左へ移動して。

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公園側の右手前へ移動します。

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最後にしっかり、雨宮製作所の板枠台車も。金網からレンズを入れての撮影なのでどうしても左右が収まりません。

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この画像を見て今、主電動機を撮影していなかったことに気付き、悔やまれますがやむを得ません。

 

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コメント

 かなりよい状態ですね。実車は昭和40年に見ています。色はその頃の福島交通と同じような感じでした。

奥中山の三重連を撮りに行ったときに車中から撮影した写真を持っているだけです。よくまあ、この狭い車体に乗客が乗ったものですね。なにかのご縁でいただいた1/80?のキットを持っているのですが、いまだに手つかずのままです。

◆ モハメイドペーパー さま
実車をご覧でしたか。屋根が掛けられ金網でガードされているとは言え、奇麗に保つのは大変でしょうね。


◆ ぼっちぼち さま
キットなんて有ったのですか。それは是非、ご存命の内に完成させましょう。

厳重にガードし保存されて居ていいですね(撮り難いですが)。
腰周りの塗色やけに赤ポイですが花巻の車庫で観た馬面は
もう少し茶色かった様に気がしますが、此れが正式な塗色なの
でしょうか。

◆ ぬか屋 さま
この地の人々にとって、宮沢賢治と花巻電鉄が如何に大切な存在であるのか再認識した次第です。
遂に実車の現役時代を見ずに今日まで来てしまいましたので、色のことは何とも・・・。

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