五日市線を訪ねる
ぽかぽか陽気にに誘われて出掛けたJRでの小旅行、八王子駅での乗換え待ち時間を楽しんだ後はこれに乗ります。
八高線・川越行のE231系3000番台、クハ231-3003。平成12年JR新津車両製作所、盛岡車セ青森派出平成31年改造と掲示されていましたが、「盛岡車セ青森派出 」なんて一般人にはわからないでしょうね。
拝島で4両編成の八高線から6両編成のE233系に乗換えます。
中央線のE233系が単線を行くというのも、何とも不釣り合いな気がします。秋川駅で上りと交換です。
1925(大正14)年に五日市鉄道の駅として開業した武蔵五日市駅。1996(平成8)年に高架化され、さらに2016(平成28)年に多摩産木材を多用したリニューアル工事が完成。1面2線のプラットホームを擁します。
アーチ状のホーム上屋は4両分ほどしか無いので、先頭車は青空の下での撮影が可能です。
改札口横に置かれた立派な多摩産木材が、ここが秋川渓谷への玄関口であることを示しています。
駅前にはバスロータリーも整備され、立派な駅になっていました。
駅名表示もJR東の標準ではなく、多摩産木材による立派なもの。
壁面には秋川渓谷が、秩父多摩甲斐国立公園であることを。
観光地に向かう足は、西東京バスが担います。その西東京バスの車体を模した飲料自販機も。
ざっと駅前の観察を終えて引き返すことにしました。多摩産木材が使われた構内は気持ちが良いです。
プラットホームもエレベーター、ベンチなどに木の香りが。
ここから再びE233系に乗って、単線を拝島に向かいました。
それにしても駅をこんなに立派なものに改修しながら、みどりの窓口は2017(平成29)年に営業終了。さらに翌2018(平成30)年から業務委託化だと。なんか寂しいな。
« 陽気に誘われて | トップページ | 八高線経由で乗り鉄を愉しむ »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ルーツを探る(2025.02.06)
- 貸切列車で忘年会(3)(2024.12.30)
- 貸切列車で忘年会(1)(2024.12.26)
- 近所で秋を拾う(2024.11.26)
「鉄道(国鉄・JR)」カテゴリの記事
- 御茶ノ水(2025.02.08)
- 作品展&写真展(2025.01.21)
- JR大井町駅の改良工事(2024.12.02)
- 中央快速E233系(2024.11.28)
- 松山駅_国鉄からJRへ、そして高架化(2024.11.18)
駅前見ただけで引き返すのはちょっと勿体ない気もしますが、まだ桜には早いですね。E233系で500番代のクハが先頭に出ているのは、私の地元では見られません。スカートの形が微妙に違うのも初めて気がつきました。
投稿: モハメイドペーパー | 2023年3月12日 (日) 11時20分
一時拝島へ通勤していたので西武線ホームからよく八高線のE231や209を見ていて、手軽な4両編成なのでTOMIX1/80のE231の帯を変えて作ろうかと思ったことがありました。
私も一昨年の11月に五日市に行っており、昔のED16時代と比べて駅がすっかり変わっていて驚きました。西東京バスの自販機も撮影してきました。
投稿: 所長失格 | 2023年3月12日 (日) 15時36分
◆ モハメイドペーパー さま
電気連結器装備のためのカキトリが上手いデザインで処理されていますね。
◆ 所長失格 さま
見慣れた形式であっても、ちょっと違った仕様の車両も面白いですね。
模型化するとなると、なかなか10両というのは重荷ですから。
投稿: OER3001 | 2023年3月12日 (日) 18時12分