近鉄三昧-2 吉野線
11月になりましたが9月のことを。橿原神宮前からは1,067mm軌間に乗ります。大阪阿部野橋からここまでは南大阪線、ここから先は吉野線と呼ぶようで、吉野行き急行6203他4連の到着です。
吉野線はローカル線の加算運賃が適用される全線単線。急行とは言え吉野線内は各駅に停車、首都圏ではほぼ見られなくなったマスコンとブレーキ弁のツーハンドルは良いですね。
運転台背後に座席のある車両は実に良い。
吉野口で上り列車と交換です。ローカル線と言いながら何と立派な架線設備だろうか、流石近畿日本鉄道だ。
福神(ふくがみ)という何とも恵まれた地名では、大阪阿部野橋行きの特急と交換です。16400系なのか16600系なのか、OER3001氏には識別できません。
段々、山奥に来たような光景となり、トンネルに入ります。
大阿太でも列車交換、6301他の4連でした。この6200系は1974(昭和49)年登場という、小田急ならとっくに引退している古参ながら、4連5本と3連5本の合計35両が活躍中。
大阿太を出てしばらくすると右手には吉野川が迫ります。下市口の次、越部駅ホームからはその吉野川を眺められます。
次の無駄、いや六田駅で乗務員交代。女性運転士に代わりました。
六田には留置能力29両の六田車庫があります。正面から迫る6400系(クハ6528+モハ6432)の到着を待って発車です。
トンネル迫るローカル区間を、ツーハンドルを操る女性運転士はカッコイイ。
二つ目のトンネルの先に見えた駅は大和上市。
そして吉野川を渡ります。
吉野川を渡れば吉野神宮駅、終着吉野駅までは直ぐでした。
山深い地を思わせる吉野へは初めての訪問となりました。
« 悲しい記録 | トップページ | 近鉄三昧-3 さくらライナー »
特急は16600系ですね。南大阪線の車両はマスコンのオフ位置が大阪線系統と違いますが、気付かれましたか。
投稿: モハメイドペーパー | 2023年11月 1日 (水) 10時17分
◆ モハメイドペーパー さま
16600系とのこと、ありがとうございます。一体どこで識別すれば良いのでしょう?
マスコンのOFF位置、気付きませんでした(涙)。
投稿: OER3001 | 2023年11月 1日 (水) 15時51分
運転席後ろに席があるのは良いのですが、中窓が高いので座ったままだと前が見えないですよね。名鉄もその手が多いです。
16400と16600、モハメイドペーパー師の様なプロがどう見分けるか承知していませんが、ど素人の私は貫通扉窓の形状で区別しています。
16400正方形、16600縦長長方形。これは22000と22600の場合でも同じです。
投稿: シグ鉄 | 2023年11月 2日 (木) 16時10分
◆ シグ鉄 さま
仰る通りで、大人になったから何とか前が見られますが、子どもの時ならそれが叶いませんね。運転席後方窓は低い方が良いに決まっていますよ。でも、今になってみれば、座席があるだけマシかと。
16400系と16600系の見分け方、そうでしたか。ご教示ありがとうございます。
投稿: OER3001 | 2023年11月 2日 (木) 18時06分