小田急酒匂川橋梁へ
この日、日中が暖かくなるというので、使用期限が迫る株主乗車券の有効活用に出掛けました。
白い富士山が奇麗に見えていたので新松田駅で降り、酒匂川橋梁で撮ることにしました。ただ残念なことに、小田原方ガーター橋部分は補修中のブルーシートで覆われています、これは避けて撮りたいですよね。
そう言えば52年前の同月にここに来た時は富士山は雲に隠れ、寒い日でしたから、それより良しとしましょう。
橋梁は架け替えられてはいませんが、今は保線用の歩行路と柵が設けられてしまいました。
とにかく奇麗な空だったのと、左側のブルーシートを入れずに撮るということで選んだアングルはこうなりました。
青いロマンスカー60000形MSEも、奇麗に6両収められました。
西武鉄道に譲渡されることになっている8000形も、その元気な姿を記録しておきます。この頃になると富士山に少し雲が。
で、驚いたのは20人くらいの年配ご一行様が、OER3001氏の周辺に寄って来ます。なんだなんだ?
どうも電車を撮るようだ。観察しているとこのご一行様、鉄道風景写真家・伊藤宏美さんが講師となり、富士山と鉄道を撮影するというクラブツーリズムのバスツアー参加者だったのです。
へ~、そんな商品が売れる時代なのですね。それこそ半世紀にわたってここで撮影していますが、こんなご一行と出会ったのは初めて。第一この土手に“撮り鉄”がこんなに集まったことがあったでしょうか! 皆さん一丁前のカメラを持っていましたよ。
その一団を画面に入れないようにして、OER3001氏は自分の時間を楽しみます。8000形は6+4の10連で活躍していたのだという記録を。
30000形EXE-αどうしの交換も何とか収められました。
が、やっぱり赤いロマンスカーは待つべきでしょ。だいぶ富士山が霞み始めましたが、なんとか7両全体を収められました。
これでここでの目的は達成したので、今度は富士山を入れず河原へ下りてみます。水がなんと澄んでいたことか。
どうせ富士山は霞んできたのだからと、こんなアングルも試みます。
それでも一応、ロマンスカー通過時刻になると再び富士山を入れても。
これをもってここでの撮影を終えましたが、クラブツーリズムご一行様はまだ30分くらい留まり、その後は御殿場線は山北へ向かうようでした。
OER3001氏は渋沢駅で富士山バックに挑戦しましたが、残念ながら雲の中。
まあ充実したひと時を過ごすことができたので良しとしましょう。
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