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2023年11月 3日 (金)

近鉄三昧-3 さくらライナー

吉野駅は1928昭和3)年、吉野鉄道によって開業してから大阪電気軌道、関西急行鉄道、近畿日本鉄道と経営が変わり現在に至ります。櫛形3面4線のホーム(有効長4両)を持ち、社殿風の駅舎は開業当初からの建物だそうで、2021年からは無人駅となっています。

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ホーム上屋は、クロード・モネが描いたサン・ラザール駅のような味のある鉄骨構造。

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その2番線に、さくらライナーの愛称を持つ26000系が入線して来ます。

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1990年に登場しグッドデザイン賞を受賞した車両で、当初車体塗装は「日本的美しさの表現」をテーマとしてクリスタルホワイトを基調に、窓周りを「雲海に煙る吉野山」のイメージを表現したうすずみ色車体裾部にもえぎ色濃淡5色のグラデーションラインが引かれ、沿線の環境に溶け込むイメージとされていたものです。

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吉野から、さくらライナーで大阪阿部野橋を目指します。

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26000系は2011年にリニューアル工事を受け、車体裾部のグラデーションは吉野の桜をイメージしたピンク色に変更、前面も窓周り・前照灯周辺を黒く塗装、スカート形状も変更されましたが、そのピンクも時を経て消えかかっています。

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3号車のモ26200形は「MADE IN YOSHINO」をテーマとしたデザインでデラックスカーに改造されています。

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OER3001氏は大阪方先頭の1号車、モ26400形に乗ります。

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リニューアルされて残念なのは、座席から前方展望が出来なくなってしまったこと。運転室背後はフリーの展望スペースとなってしまいました。

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吉野を発車すると、緑の中を吉野神宮へ向かいます。運転士の運行票に次停車駅が掲げられています。

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吉野神宮を発車して吉野川橋梁を渡ります。次の停車駅は大和上市と掲げられています。

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この展望スペースにはず~っと、精神的ハンディキャップをお持ちの男性が陣取られていたので、OER3001氏は時々しかここを楽しめませんでした。大和川橋梁を渡れば終着も近い。

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終着の大阪阿部野橋は、一時は日本一の高さを誇っていた超高層ビル“あべのハルカス ”に直結、櫛形6面5線のホームを持つ地上駅、その左端5番線に到着です。

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色褪せたさくらライナーが5番線に到着。左側が5番ホーム、右側が6番ホームで、5番ホームが降車ホーム、6番ホームが乗車ホームと使い分けられています。

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2番ホーム先端に移動し、到着後回送となって去って行く26000系を見送りました。

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登場から33年、リニューアルから12年の26000系。小田急なら引退していても不思議じゃない年齢の車両。この先何年活躍してくれるのだろうか?

 

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コメント

 吉野駅も無人ですか。まぁ、かなりローカルではあるけど。26000系はデビューの時、河内天美に取材で行きました。この運転室は近鉄の特急車の中でも一番広いのではないかな。1人乗務には勿体ないくらいです。

吉野線て大軌だったんですね!
南大阪線つながりだから大鉄と勘違いしておりました。
おかげさまで、ややこしい経緯を初めて知りました、ありがとうございます。

◆ モハメイドペーパー さま
そうなんですよ、なかなか大変なのでしょうね。
確かに乗務員室は広く快適なようですが、後方の展望ロビーに?の乗客が居たら本当に気の毒です。

◆ シグ鉄 さま
いつもありがとうございます。
今回の体験で、近鉄の歴史を勉強できました(笑)。

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