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2023年11月19日 (日)

上毛電気鉄道日帰りツアー

慶応ではなく京王OB会の日帰りバスツアー「京王の譲渡車を訪ねる」の5回目は、上毛電気鉄道を訪問するものでした。

今回もお誘い頂き、参加させて頂きました。もちろんバスも京王。なんとこの車両は前回のアルピコ交通訪問時と同じで、ドライバーも同じ方という巡り合わせです。

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八王子を7:50に出発、圏央道、関越道、北関東道を経て大胡駅に到着したのは予定通りの10:30。11時近くになって、貸切列車のデハ101が出庫です。

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ニス塗りの室内には昭和3年、神戸川崎車輛製造のプレート。

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中づり広告も「磨」「グリコ」など、レトロ感満載です。

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貸切列車は11:02に大胡発車、中央前橋は右側の線路に11:22到着です。

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8分停車で11:30に発車、西桐生を目指します。西桐生には12:27着。この西桐生駅舎は大胡駅舎などと共に、国の有形文化財となっています。ここでお弁当とお茶が配られますが、停車中のデハ101車内は飲食禁止。

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配られたお弁当がまた素晴らしいもので、前橋名店の椿家本店と上毛電気鉄道のコラボ弁当。名付けて「車庫弁」とは洒落ています。

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ご飯の上に左側は千切りキャベツとソースヒレカツ、右側は錦糸卵に焼肉。オリジナリティあふれる美味たるものでした。

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風は強かったものの天気が良かったので、OER3001氏はホームの花壇淵に腰かけて頂きました。

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お弁当を食べ終えると、貸切列車は12:55に西桐生を発車、大胡に向かいます。

このデハ101、マスコンハンドルはブレーキハンドルと共に抜き差し型なのでした。後方となるマスコンにはハンドルがありません。

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進行方向の運転台となる時だけ、こうしてマスコンハンドルがセットされます。自動加速ではない手動加速のマスコン。その操作を動画収録しておきました。

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因みに運転台上部に取り付けられた機器、セレン整流器と昭和24年三菱電機製造のコンプの開閉器、凄いですね。

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たっぷり吊り掛け駆動の音を楽しみながらの1往復を終えて、大胡車庫で撮影と車庫内見学。

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上毛電気鉄道社員の心温まる対応に感激した後、14:30に大胡車庫を出発。往路と同じ道を帰り、なんと計画より1時間ほど早い16:30に八王子に戻って来ました。

この企画を準備された京王OB会の皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

 

 

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コメント

デハ101は乗ったことがあるけど、マスコンハンドルが外せるのは気がつかなかった。嵐電のGE製は外せるタイプだけど、WH製で外せるのは珍しいです。

◆ モハメイドペーパー さま
そうだったのですか! 観察すべき箇所って多いものですね。

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