Just a little trip to America. Vol.2
Vol.2はHOゲージのバージョン。
前回アップしたOゲージの横(後?)には自動往復運転が組み込まれたモジュールがあり、大きなパンタのPENNSYLVANIA鉄道の電車が往復していました。
そのモジュールの全てを撮って来なかったことが悔やまれますが、これは実に楽しい。幅、奥行きとも僅かな限られたスペースに繰り広げられた「Nudist beach」。
線路向こうのビーチは、遠近法で線路面より低くしたことで、線路用地程しかない奥行きながら遠くに見え、画像処理に苦労した背景写真のパネルと違和感なく展開されています。
そして何よりこの大胆なフィギュア。作者は模型の世界で夢を見ているのですね。
「Nudist beach」なのに、着替えだけはパートナーがバスタオルで隠してあげているというオチまで。
これらのモジュールの電源が何と「コンテナ貨車」だったのですから面白いではありませんか。100円ショップ・セリアのコンテナをパックにした人は今までも何人か居ましたが、貨車にセットした例は初めてかと。これは楽しいですね。
奥の部屋に行くと、16台のモジュールを接続したエンドレスを、これらの車両が走り回っていましたが、やはりここではモジュールに注目します。一部区間を除いて架線が張られています。
ビル街と運河、高架鉄道など、イリノイ辺りをイメージしたような街並み。
こちらは高架鉄道の車両からニューヨークなのでしょうか。なにか事件が発生したようで、クルマの開いたトランクには遺体が確認でき、警察官が捜査中。
これはいったい・・・?
こちらの高架鉄道軌道上ではモデル撮影会が繰り広げられているのでしょうか。
物騒な光景や1920年代のようなアメリカの情景が展開される中で、ココロが洗われそうになる光景もありました。
カメラアングルをグランドレベルに落としてみると・・・、なんでもヘンデルとグレーテルの一場面だとか。
メンバーたち夫々の思いと工夫で製作されたモジュールは、実に楽しいものでした。
« Just a little trip to America. Vol.1 | トップページ | 伝説の名車 京王帝都5000系で愉しむ »
「鉄道模型」カテゴリの記事
- 作品展&写真展(2025.01.21)
- 初めての“教科書”(2024.12.18)
- 天賞堂の思い出(2024.12.14)
- カワイモデルの思い出_2(2024.12.12)
- 教科書(2024.12.16)
コメント
« Just a little trip to America. Vol.1 | トップページ | 伝説の名車 京王帝都5000系で愉しむ »
引き続きのレポート、ありがとうございます。
メンバーそれぞれの好きな風景(都会か田舎か、西海岸か東か)、得意分野(電気、フィギュア、ギミック、建物作り)などが共通規格に並ぶのがモジュールの楽しさ~次回はさらなる新作を見ていただけるはずです。
投稿: Cedar | 2024年2月 4日 (日) 15時17分
◆ Cedar さま
OER3001氏らのサークルもモジュールレイアウトですが、走行第一なのでシーナリーがほとんどありません。別の言い方すれば土地は充分あるのでいかようにも開発可能と言うことでしょうか。大変勉強になりました。
投稿: OER3001 | 2024年2月 4日 (日) 20時57分
前回に引き続きレポートありがとうございます。
お土産も頂き大変恐縮でございます、有り難く活用させて頂きました!
投稿: チャッピー | 2024年2月 8日 (木) 11時25分
◆ チャッピー さま
いえいえどういたしまして。たくさんの楽しい刺激を頂くことができて嬉しい限りです。
次回も楽しみにしています。
投稿: OER3001 | 2024年2月 8日 (木) 14時57分