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2024年2月18日 (日)

路面電車?

交差点を曲がる路面電車、いや電車ではありません。気動車です。この方のブログで、懐かしい札幌市電を見たのでちょっと触れたくなりました。

時は1969(昭和44)年3月、北海道周遊券だったか北海道・東北周遊券だったかを利用して人生初、3週間ほどの撮影旅行に出掛けていました。ケチケチ旅行のため車中泊が多く、布団で寝られたのは3日に1回くらいではなかったかと。その数少ないユースホステルで朝を迎え、朝食前に出発。駅まで歩く途中、ハーフサイズ・キャノンデミで慌てて撮ったのがこれ。ビューゲルが無い、D1042と確認できます。

 196903_0008a_20_20240217094301

鉄北線と呼ばれた札幌駅前~新琴似間で使用されていたようですが、この時既に全線電化されていたのですね。蒸機も良い思い出ですが、こっちにもっと目を向けておけば良かったと、後悔しても始まりません。

196903_0008b_20

1964(昭和39)年11月に東急車輛で製造されたD1041、D1042号の2両。内D1041が札幌市交通資料館(地下鉄南北線自衛隊前)で保存されています。

<主要諸元>

  • 全長:13,100 mm
  • 全幅:2,230 mm
  • 全高:3,210 mm
  • 自重:14.5 t
  • 定員:90人
  • 出力:130 ps
  • 台車型式:東急車輛TS-115  (出典:Wikipedia)

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コメント

同じデザインの連接車も登場して、この頃が札幌市電の全盛期ですね。電車と同じ床面高さで重量もほぼ同じに収めたのは立派。運転士は内燃動車の免許がいるから、小田急のキハみたいな存在だったのでしょう。

◆ モハメイドペーパー さま
なるほど、運転士の免許もそう言うことだったのですね。
窓が大きく魅力的なデザイン、もっとじっくり観察するべきでした。

幣ブログへのリンクをありがとうございます。1964年、オリンピックの年に気動車の路面電車を新造したというのもすごいですね。それも最新型の車体で。1971年3月時点では、まだ廃車になってなかったようです。

Cedarが札幌に始めて行った1971年は既に路面気動車は消えていて、これの一つ前の形式が電車に改造されて走っていました。今なら無架線でも走れる路面電車が実用化されてますから、路面気動車は唯一無二の存在ですね。しかしこのデザインは日本路面形の最高傑作ですね(岐阜に行った連接車は改造で無様になりましたが・・)

◆ ぼっちぼち さま
当時は良く知りませんでしたが、今になって調べると凄い車両だったのですね。
友人にそそのかされて(?)蒸機ばかり追いかけたことが残念でなりません。


◆ Cedar さま
「路面気動車」って言う車両、多分札幌にしか無かったのでしょうね。
架線がお好きなCedarさまには物足りないでしょうけれど、本当に魅力的な車両でした。

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