ロマンスカーミュージアムで夏休みプログラムが始まっています。小田急創始者・利光鶴丸と、小田急の“中興の祖”ともいえる安藤楢六が、共に大分県出身者ということから、JR九州、原鉄道模型博物館と連携のプログラムです。
お知らせ | ロマンスカーミュージアム | 小田急電鉄 (odakyu.jp)
海老名駅ペデストリアンデッキから入館し、順路に従ってエスカレーターで下に降りた1階 ヒストリーシアター「モハ1」の前で展開されています。
最初は小田急創始者・利光鶴丸の功績、ここに飾られた創業時の車両モハニ101形が、OER3001氏の作品です。
今は無い、山谷駅からの乗車券や当時の沿線案内などと同じケース内に展示されています。
その隣が安藤楢六の業績に関連する展示。戦後復興と週末ノンストップ特急に始まり、ロマンスカーの礎を築いたということから、1600形、1910形、2300形、3000形SEが展示されています。
ロマンスカーミュージアムの所蔵品に無い1600形と1910形の模型展示に協力させて頂きました。
小田急が目指した箱根を擁する神奈川県と、利光鶴丸、安藤楢六両氏の出身地・大分県が、温泉地を抱えるという共通点があるのは偶然でしょうか。
右のホーロー製サボは先日、寄贈させて頂いたコレクションのひとつなのです。あの西條八十&中山晋平作、佐藤千夜子が唄う東京行進曲レコードと共に展示です。
こちらは戦後、急行に付けた〇急運板と、2400形までが使っていた側面の“サボ”も寄贈させて頂いたOER3001氏コレクションです。
全体はこんな感じでコンパクトに、モハ1フロントで展開されています。
ロマンスカーギャラリーに並ぶ実車、夏休み相応しくと、7000形LSEのヘッドマークには1990年代に運転された「湘南マリンエクスプレス」に代わっています。
同じ趣旨で3000形SSEのヘッドマークは「江の島・鎌倉EXPRESS」に。いずれも先日、寄贈させて頂いたコレクションから複製されて用いたとのことです。
このロマンスカーギャラリーの入り口部分で、JR九州関連や原鉄道模型博物館からの「或る列車」模型展示他が展開されています。
海老名駅下車で直ぐのロマンスカーミュージアム。
8月26日までの展示ですので、お時間の許す方は是非お運びください。
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