« 作業開始:井の頭3000系-3 | トップページ | 新宿西口の今 »

2024年8月 2日 (金)

ロマンスカーミュージアム夏休みプログラム

ロマンスカーミュージアムで夏休みプログラムが始まっています。小田急創始者・利光鶴丸と、小田急の“中興の祖”ともいえる安藤楢六が、共に大分県出身者ということから、JR九州、原鉄道模型博物館と連携のプログラムです。

お知らせ | ロマンスカーミュージアム | 小田急電鉄 (odakyu.jp)

海老名駅ペデストリアンデッキから入館し、順路に従ってエスカレーターで下に降りた1階 ヒストリーシアター「モハ1」の前で展開されています。

20240718_1004_15

最初は小田急創始者・利光鶴丸の功績、ここに飾られた創業時の車両モハニ101形が、OER3001氏の作品です。

20240718_1005_15

今は無い、山谷駅からの乗車券や当時の沿線案内などと同じケース内に展示されています。

20240718_1018_15n

その隣が安藤楢六の業績に関連する展示。戦後復興と週末ノンストップ特急に始まり、ロマンスカーの礎を築いたということから、1600形、1910形、2300形、3000形SEが展示されています。

20240718_1006_15

ロマンスカーミュージアムの所蔵品に無い1600形と1910形の模型展示に協力させて頂きました。

20240718_1020_15n

小田急が目指した箱根を擁する神奈川県と、利光鶴丸、安藤楢六両氏の出身地・大分県が、温泉地を抱えるという共通点があるのは偶然でしょうか。

 

右のホーロー製サボは先日、寄贈させて頂いたコレクションのひとつなのです。あの西條八十&中山晋平作、佐藤千夜子が唄う東京行進曲レコードと共に展示です。

20240718_1008_15

こちらは戦後、急行に付けた〇急運板と、2400形までが使っていた側面の“サボ”も寄贈させて頂いたOER3001氏コレクションです。

20240718_1009_15

全体はこんな感じでコンパクトに、モハ1フロントで展開されています。

20240718_1010_15 

ロマンスカーギャラリーに並ぶ実車、夏休み相応しくと、7000形LSEのヘッドマークには1990年代に運転された「湘南マリンエクスプレス」に代わっています。

20240718_1021_15

同じ趣旨で3000形SSEのヘッドマークは「江の島・鎌倉EXPRESS」に。いずれも先日、寄贈させて頂いたコレクションから複製されて用いたとのことです。

20240718_1025_15

このロマンスカーギャラリーの入り口部分で、JR九州関連や原鉄道模型博物館からの「或る列車」模型展示他が展開されています。

 

海老名駅下車で直ぐのロマンスカーミュージアム。

20240718_1003_15

8月26日までの展示ですので、お時間の許す方は是非お運びください。

 

 

« 作業開始:井の頭3000系-3 | トップページ | 新宿西口の今 »

鉄道模型(小田急)」カテゴリの記事

鉄道(小田急)」カテゴリの記事

博物館」カテゴリの記事

コメント

ロマンスカーミュージアムもまだ行っていない。1日で多摩センターと掛け持ちできるかな。毛筆書体の〇急運板、結構見ているけど、写真は撮っているかな。旧型にはこちらの方が似合いますね。

◆ モハメイドペーパー さま
なんと、開館からもう3年も経ちますよ。この機会に是非!!

此の機会に是非と云う事でと思って居りますが、今外出は灼熱地獄に
往く様な物で、涼しくなったらと思います。

筆記体の急マーク、少し昔なデザインのアレがHEとかABFM車についてるのが好きでした。当時は下北沢から遊園まで無亭車ってのもさすが小田急!と豪徳寺の菩提寺までの各停利用者は思ったものです。
あ、ロマンスカーミュージアムですね。こう暑いとなかなか行けないかも・・スミマセン。

◆ ぬか屋 さま
涼しい場所は電車の車内と商業施設。電気料金は不要です。勿論、ロマンスカーミュージアムは実に快適な空間です。


◆ Cedar さま
いやいや、京都であれだけ行動なされた御仁なら、きっとどうと言うことはありませんね、きっと。

案内をありがとうございます。近場ですから会期中のウィークデイに行こうと思っています。ついでに相模線のE131系の写真も、と思うのですが、この灼熱地獄では、やめておきます。

◆ ぼっちぼち さま
それはそれはありがとうございます。感想を楽しみにしています。

ロマンスカーミュージアムも原鉄道博物館も、あれこれ企画展を行ってリピーター開拓に躍起のようですね。
流石OER3001様、模型の貸し出しのみならず貴重な資料も寄贈されているとは頭が下がります。私もいくつか集めた地元鉄道関連の資料を、近い将来地元の資料館などに寄贈することを考えています。OER3001様より若いですが、引き継ぐ家族もいませんから今から終活の準備です。

◆ 所長失格 さま
恐れ入ります。ロマンスカーミュージアムが「登録博物館」として登録されたことが、コレクションを寄贈することにした理由です。https://www.odakyu.jp/news/b4fuqs00000041ze-att/b4fuqs00000041zl.pdf

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 作業開始:井の頭3000系-3 | トップページ | 新宿西口の今 »

フォト
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

他社線ご案内

無料ブログはココログ