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2024年10月29日 (火)

平和祈念の旅路

開業60周年を迎えた東海道新幹線で西へ向かいます。この姿を見ると、やっぱり嬉しいものです。

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次に心が躍るのはこれ。赤い電車も白くなりましたが、シルバーより好きです。

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今回の旅は、いつもは利用しない「のぞみ」利用です。人間としてもう一度あの悲惨さを目の当たりにしておかないといけないなと思って計画していた慰霊の旅でしたから、平和を「のぞみ」と言う意味も込めて。

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昨年から企てていた妻と一緒の旅、まさかその直前に、被団協が2024ノーベル平和賞を受賞することになるとは、思ってもいませんでした。

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今まで何回かこの地を訪れていますが、こんなに観光客が増えていたのですね。しかも、なんと外国人の多いこと。広島平和記念資料館への入場も、下手をすれば入場券を求めるのに一時間の行列です。OER3001氏はWEB予約しておいたお陰で入場はスムーズでしたが、館内は自由に歩けないほどの混雑でした。

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以前にあった原爆投下時の爆心地模型は、ほぼ同じサイズの映像型に変わり、焼けただれながら彷徨う被爆者の人形などが展示されなくなっていましたが、それでも当時の悲惨さは充分に伝わる展示。パネルの前で固まり、涙する外国人の姿もありました。

時間制限無く自分のペースで館内を進み、平和の尊さを身に染みて外に出てみれば、夕日がドームに。

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丁度やって来たのは、被爆電車とされる651号ではありませんか。

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爆心地から約700mの中電前附近で走行中に被爆した車両だと言うことで、当時の写真がありました。

Hiroshima_abomb_tram_651被爆電車 - Wikipedia 被爆直後の651号車(岸田貢宜撮影)より

今回の旅の主目的が、広島平和記念資料館や原爆ドームなどを前に、ちょっと立ち止まって考えてみることでした。だから宿泊先もちょっぴり贅沢して広島の街並みを見下ろせる高い場所にしました。

左遠方に宮島、ドームが左下。中央下にはひろしまゲートパーク。

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カメラを右に振ればサンフレッチェ広島のホームグランド「エディオンピースウイング広島」など。

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さらに右に振れば、眼下に広島城と広島美術館。JR可部線が真っ直ぐ伸びている筈です。

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広島のレポート第一弾はここまで。電車のことはまた改めてとしましょう。

 

 

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コメント

広島って新幹線だと遠い(G3割だとさらに)、飛行機も広島空港が成田並み遠いので、なかなか行けないのですが、こういう世界情勢のなか平和記念資料館や原爆ドーム再訪したくなります。アメリカの次期大統領は来るのだろうか・・?

◆ Cedar さま
なかなか行けない・・・、はい、そうなので思い切って計画した次第です。
この年になると、不幸な時代を過ごさざるを得なかった先人の思いに、人間としてしっかり向き合う時間も必要かなと思ってしまって。

恥かしい話ですが、小学校時代に見た原爆の教育映画が、もちろんモノクロ、ノーカット、モザイクなしで、とてもショッキングで、それがトラウマになって、平和記念資料館に入ることができません。原爆ドームには2度ほど行っているのですが。

◆ ぼっちぼち さま
そのお気持ち理解できます。小生は時間的制約のある出張の折にちょっと立ち寄って、暫し固まってしまいました。その経験から、生きているうちに是非もう一度、時間的制約無く見直してみたいと思っての旅行でした。人間として、是非入館してください。

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