吊り掛け駆動を楽しむ
多摩川畔でのシニア運転会、今回は吊り掛け式駆動を楽しみました。
その理由は、先般0番の台車2台を吊り掛け式で動力化したもので、同じ構造で製作していたこれを、広い線路で走らせたくなりました。
小田急の車両史上、新性能車両群が登場する前の1950年代に登場した2100形は、車体構造を軽量化したものの足回りは旧仕様で、最後の吊り掛け駆動車(ABF)となりました。
そんな2100形をペーパー自作したOER3001氏は、足回りに“いさみや”の吊り掛けモーターを採用、実車通りデハ2100形に4個装備してノーウエイトで、クハ2150形との1M1Tで勾配線にも対応できるものかと、試験的に取り組んだものです。
結果はモーターの特性から2個直列としてもなお高速なので、スピードコントロールにはテクニックを要しますが、このレイアウトの勾配線は何の問題も無く快走してくれます。
久しぶりの出場だったので始めは少々ギクシャクしていましたが、時間と共に快走してくれ、2両編成×2の4両編成(計8個モーター)の6Vでの走行時の電流は0.05Aと、相当な省電力でした。
« 衝動買い | トップページ | カワイモデルの思い出 »
「鉄道模型(小田急)」カテゴリの記事
- 試運転列車(2025.01.03)
- ロマンスカーミュージアムの現況(2024.12.20)
- 吊り掛け駆動を楽しむ(2024.12.07)
- ロマンスカーミュージアムで展示中(2024.09.25)
- ロマンスカー移動(2024.09.13)
「鉄道模型(運転会)」カテゴリの記事
- 除雪列車出動(2025.01.05)
- 試運転列車(2025.01.03)
- 吊り掛け駆動を楽しむ(2024.12.07)
- 赤い電気機関車走る!(2024.10.19)
- 第22回 鉄道模型関東合同運転会 in埼玉けんかつ で走らせた車両(2024.10.17)
コメント
« 衝動買い | トップページ | カワイモデルの思い出 »
回転数が高くてトルクが小さいから、高めに電圧かけて起動したらすぐにスロットルを戻す、という操作になるのでしょう。起動回数が少ない急行運用向きですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2024年12月 7日 (土) 13時53分
◆ モハメイドペーパー さま
ここのレイアウトでは勾配があるので、その上り下りでこまめな電圧制御が必要で、手放しという訳には行かないようです。
投稿: OER3001 | 2024年12月 7日 (土) 17時49分
そうですか、16番ゲージでも釣掛けができるほど小さなモータがあるのですね。すごいすごい。
投稿: ぼっちぼち | 2024年12月 9日 (月) 15時18分
◆ ぼっちぼち さま
最新の模型事情もネットなどで調べておかないと・・・
ウォームギアとインサイドギアなんて、今時ありませんからね。
投稿: OER3001 | 2024年12月 9日 (月) 18時17分