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2025年1月 3日 (金)

試運転列車

新年最初の鉄道模型記事は、単なる試運転ではなく試運転列車です。

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1970(昭和45)年に振り子試験車に改造されたクハ1658は、同年11~12月にかけて終電後、2220形4連に連結されて本線高速試験が実施されています。

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住友金属で製造されたFS080形台車で、空気ばねによる車体傾斜装置が採用されていました。

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ペーパー自作の模型には当時、実用新案こそ申請しなかったものの、曲線部で車体傾斜できるボルスターを考案し試用しています。

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斯様な列車は一般公開運転会では登場させる機会が無く、仲間内の運転会で何も気にすることなく走らせることができました。

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コメント

模型の試運転ではなく、試運転列車の模型ということですね。この時のデータがGSEに活かされたのでしょうか。

◆ Cedar さま
そうそう、だから「試運転列車」なのです。小田急は1960年代から車体傾斜の研究や試験していましたよね。引退してしまった白いロマンスカーにはその全てが生かされたと思っていたのに残念です。

クハ1658の振り子機構をじっくり拝見しました。でも、肉眼では焦点があわないので、、センターピンを外さないと良く分からなかったけど。

公開運転会でも堂々と走らせてよいと思いますよ。実物はエアの出し入れに時間がかかるから、渋沢~新松田間などでは反対向きに傾いてしまいそうな気がします。

◆ ぼっちぼち さま
なるほど、そうでしたか。まあ大学生のOER3001氏が考えついたので、そこから先は考えてみてくださいませ(笑)。


◆ モハメイドペーパー さま
実車の乗車、一般人は叶いませんでしたから確認できませんね。

振り子機構「じっくり拝見出来ず」でしたので夏にもう一度
拝見させて下さい。

◆ ぬか屋 さま
それは残念でしたね。公開は滅多に無いのでいつのことになるか・・・?(笑)。

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