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2025年2月17日 (月)

新しいのが消えて古いのが残る

この付近に出掛けた際には必ずと言っても良いくらい、ここ旧南新宿駅跡の跨線橋に上がって電車を撮っています。右手のレトロなビルは旧小田急本社ビル。小田急電鉄本社は移転し、今は関連会社が使っていますが、HB車の時代からABF車、ABFM車、20m大型車体、ステンレスと、電車のカタチは変われどず~っと行き交う電車を眺めていたビルです。

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新宿は小田急の起点でもあり、西口はシンボルでもあったのだが・・・、新たな時代に向けた大改造が進行中。既にあのシンボルは解体されてしまい、東口のビル群が丸見え。

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これらの構造物が取り壊されて、それより遥かに古い、冒頭のレトロビルが健在という矛盾。

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新宿西口の大改良工事の完成は2046年度だそうですが、OER3001氏は96歳。果たしてみられるだろうか?

 

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コメント

小田急電鉄の本社がなければ、恐らく乗り降りする機会はなかった駅です。新宿の西口は私が小田急通学を始めた1961年以来、いつもなにかしらの工事が行われている感じです。今の改良工事が完成する時、私は100歳。草葉の陰から見届けましょう。

渋谷に続き新宿も〜仕事絡みでこの手のプロジェクトの関係者に話を聞く機会がありました、完成時には明らかにこの世にいない人が憑かれたように得々と意義や成果を語るのを見ていて、信仰宗教の説教みたいだ、と思いましたね。
因みにその方は日本最高学府卒のウルトラエリートでした。怖い怖い。

◆ モハメイドペーパー さま
南新宿駅、代々木ゼミナールに通うのには好都合でしたよ。短期講習だけでしたけど。
それにしても、新宿駅の第一次改良工事(立体化)、第二次改良工事(南新宿駅移設、10両編成対応化)と見て来て、第三次は大惨事にならなければ良いですが(笑)。


◆ Cedar さま
池袋も始まるようですよ、その再開発というのが。EUなど、歴史を残しての再開発をする国と比して、この国は土建屋の仕事を税金で作っていると言うことなのでしょうね。もう少し歴史とか文化とかを重んじて考えて欲しいですよ。

2045年ですか。鉄チャンは因果と長生きなので完成を
見届けられる可能性が高いですよ。

新宿副都心ってヤツにすらついていけない身からすると、もはや何が何だか…
先般帰京の際は渋谷で山手線をくぐるのに30分要しました。勘弁して欲しいですね。
田舎から頑張って最高学府に進んだ連中は、地元民に蔑んだ目で見られていると邪推し、
既存の施設を破壊することで鬱憤を晴らしているのかもしれません。

◆ ぬか屋 さま
生きているだけでは意味ないので、お互いに元気に動けるように心掛けたいですね。
ダブり投稿、削除しておきました。


◆ シグ鉄 さま
お気持ちお察しします。
都心は勿論、全国主要都市にも良く出張していた我が身ながら、定年退職後10年ほどしか経っていないのに、「あれ?」ということが多くなりました。

神社建築は「遷宮」と称して20年~40年周期で建物を取り壊してまた新しく建てる・・・を繰り返してきましたから、日本民族には更にして新たに作り出すという行為が骨の髄からしみ込んでいるのかもしれませんね。
南新宿のビル内に勤務して、仕事そっちのけで窓下を通る電車を眺めていた頃から、それこそ40年ほど経ちましたが、建物が今も健在なのは嬉しい限りです。

◆ 所長失格 さま
なるほど、そうした“文化”が髄にあったとは、妙に納得してしまいそうです。
元小田急本社ビル、あのカタチには妙に魅かれますよね。

高度成長期さながらのスクラップアンドビルトをやっていながら、SDGsだとか持続可能社会だとか、わらちゃいますね。

◆ ぼっちぼち さま
ホントですね。解体した廃材や瓦礫を再利用した新ビルだとか、小田急百貨店のシンボル的タイルを外装に再利用するとか、空調・照明エネルギーが半減するとか、言い逃れも無いし(笑)。

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