TMS鉄道模型コンペ2025展示会へ
1月24日(土)から2月11日(水・祝)まで開催中の「TMS鉄道模型コンペ2025展示会」に行って来ました。
人それぞれの感じ方があるのは当然として、OER3001氏は「自作」に価値を感じます。戦後と言われた昭和に生まれ、欲しくても買えなかった時代。欲しいものは自分で作るという信念に影響され、市販されていない車両を自作して来たからでしょう。
エレベータを降りて自動ドアから入ると、いきなりレイアウト下の展示ケースに長い編成もの。“撮影OK”と表示されているのが嬉しい。
先ずは金井雄太さん(会社員・35歳)の真鍮素材によるフルスクラッチ車体の681系「はくたか」、「入選」作品です。折しもTMS2026.2月号に製作記が掲載されていますが、う~ん!
床下機器のディテール、車内の座席、ブラインドなどの再現は“お見事”と言わざるを得ません。これが走る所を見たいですね。
カウンター前のガラスケースには1両ものや短編成の作品。先ずは吉田一晴さん(中学3年生・14歳)の会津鉄道お座トロ展望列車は「特別賞」。TMS2026.1月号に製作記が掲載されていましたが、OER3001氏が中学3年生の時には、とてもとても作れませんでした。まあ今でも作れませんが。
渋~い4両編成は阪急P-5(デロ10形)、小栁新一さん(―・63歳)ペーパー自作で「佳作」です。見入っていると息をのむって、こんな感じなのですね。
森 達朗さん(会社員・60歳)は京王900形で「準佳作」。製作記などは未発表ですが、ペーパー自作」なのでしょうか?
外板と面一にした正面ガラスに苦労が伺えます。屋根上のビード表現は貼ったようでした。
中間のDAXと呼ばれるクヤ、屋根上の検測装置や台車の加工が知りたいな。
床だけに思えるサヤも、黄色い手摺など丁寧に作られていました。
ガラスケース最下段だったので見づらかったことなんの、仕方ありませんは。
蒸機の自作ってOER3001氏には別世界ですが、上條義正さん(―・77歳)製作の13mmゲージD50形は「佳作」。未塗装ではなく金属感を出すための「無塗装」なのですね。
1/48・16.5㎜で製作された八幡の13tonシェイは加藤真直さん(自営・ー)の作品で「入選」。
大木健一さん(自営・67歳)はDF91形とDD10形、2両のディーゼル機関車を自作「佳作」です。
DF91は知っていたものの、DD10なんて記憶にありませんでした。
1/46・16.5㎜ゲージで雨皿 亮さん(医師・66歳)が製作されたのはPorterタイプBタンクで「佳作」。Porterというネームは知っていましたが、この種の知識の無いOER3001氏には可愛らしい蒸機と言う程度のものでした。
ナロー物が続きますね。梶間 敦さん(公務員・61歳)が1/87・6.5㎜ゲージで製作された「お稲荷さんゆきの小さな参詣列車ー笠間稲荷軌道」は「準佳作」。見落としましたが展示台は、名取編集長の製作だったようです。
これはいったい・・・?
「歌川芳虎の蒸機車」と言う作品は北村昌三さん(-・69歳)が製作。江戸時代末期から明治時代中期にかけての浮世絵師・歌川芳虎が描いた絵をカタチにしたものなのですね。なんとも夢のある作品は「準佳作」でした。
ゆうえん・こうじさん(医師・65歳)の古典蒸機は「準佳作」。「鉄道作業局F3(鉄道省9450形、自由形))」だそうですが、奇麗なブルーと金ピカのドームがなんとも素敵。
髙木幹夫さん(-・64歳)は「コンソリ2題」として9050形、美唄1号機をで「準佳作」。OER3001氏には良く知りませんが学生の頃行った北海道で実車見ていたのだろうか?
さてさてお待ちかねは永年のオトモダチ、福島祥之さん(ー・78歳)製作のEF60一時型。製作記が掲載される予定と伺っていますが、長~い時間をかけて取り組んだ力作なのに「準佳作」。
何処から見ても凄いですよ、これは! ただ目立たないですね、ぶどう色1号と言う塗装色(涙)。
阪神には愛着と執念で取り組んだオトモダチ上野尚之さん(会社員・64歳)は阪神旧5001形で「準佳作」。最下段の展示では伝わらない執念と見事な工作ぶり、何れ誌上で発表されるのでしょうか?
いや~、良いもの見せて頂けました。そしてたくさんの良い刺激を得ることができました。
毎回、目を見張る素晴らしい模型が誕生しますが、市販されているキットを活用したものも多く見られます。人それぞれの楽しみ方があるでしょうが、冒頭で触れたようにOER3001氏はやっぱり「自作」の価値を評価したいですね。
鋭い観察眼と拘り、使用する素材や材料の選択と工作技術をもって生まれる“その人ならではの香りを感じ取れる模型作品”が好きです。コンペで入賞できるか否かはともかく、趣味を楽しむ生活を大切にして行きたいものです。
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昨日(30日)行かれたのだったら私とニアミスしてますね。どれも「凄い」のひとこと。ガラス越しでは入選、佳作、準佳作の違いがわかりません。
投稿: モハメイドペーパー | 2026年1月31日 (土) 09時16分
◆ モハメイドペーパー さま
行ったのは29日のことでした。
入選、佳作、準佳作の違い、OER3001氏としては「自作」の価値を高評価して頂きたく思いますが。
投稿: OER3001 | 2026年1月31日 (土) 13時36分
いずれの作品も写真でさえ素晴らしさが分かります。手に取って拝見で気ならもっとすごいんでしょうね。
投稿: ぼっちぼち | 2026年1月31日 (土) 20時19分
◆ ぼっちぼち さま
手に取ってみることができるのは、8月にでもあの方とお会いした際かと。
投稿: OER3001 | 2026年1月31日 (土) 22時51分
自作というのも今の時代どこまでを指すのか、3Dプリンタやレーザーカット、レジンキャストなども普及していますし、糸鋸やカッターで真鍮生地やペーパーを切らないと自作ではないといえないし・・難しく考えればきりがないです~だから私は考えないです。
投稿: Cedar | 2026年2月 2日 (月) 06時42分
◆ Cedar さま
う~ん確かに、仰る通りとても難しいですね。
3Dプリント、レーザーカット、レジンキャストなどはどれも、自分で設計したものなら自作だと思っていますが・・・。
投稿: OER3001 | 2026年2月 2日 (月) 07時24分