2泊3日予定の今回の東北旅行、2泊目の夜に見舞われた震度6強の地震で交通機関が途絶え、3泊4日となってしまった4日目の日の出は雲の中でした。
運転再開した仙山仙石線の駅までは、ホテルのマイクロバスが送ってくれました。
松島海岸駅、意外にひっそりしています。
9:21発の仙台・あおば通り行きが来るようです。
しかしやっぱりダイヤ通りとは行かず、この電車が到着したときは「さあ、帰れるぞ~!」と若干の興奮を記憶しています。

この風景も想い出となるかも知れません。
遅れながらも仙台までの所要時間はまあまあ。地下の仙台仙石線ホームから5番線に上がってみれば9:26に白石行きがあるようですが、今既に10:10。いつ来るのでしょう?
隣のホームからは、ANAが臨時便を飛ばすと言う仙台空港に向かう電車が発車して行きます。
それを見送りながら、いつになったら来るのか判らない白石行きの到着を待ちます。
やっと、白石行きの到着です。いよいよこれで!。
発車したのは何時だったか覚えていませんが、これまた女性運転士。霙が降る中ビュンビュン走る、カッコいいな~!
乗務員室には地震後の線路点検のための要員が、計測器具をセットして乗っていました。
被災地を走る車両だけあって、車内には斯様な表示が。前日の夜中は、津波注意報の緊急放送やスマホの警報に度々緊張していただけに、備えが大切であることは身をもってわかります。
途中で何度か停止信号に遭いながらも何とか白石に到着したものの、白石で発車を待っていた福島行きは、どんな事情が生じたか判りませんが運転見合わせに。急遽代行バスが用意されました。
左のオレンジ色に乗ります。この時白石駅には冷たい霙、いやほぼ雪が舞っていました。
代行バスは「やまびこ223号」が脱線した東北新幹線高架線の下を行く国道4号線で福島に到着。
ここからは動いているはずの東北本線でしたが、いつ来るか判らないとの情報に、同行のたかべーさんの判断から迷うこと無く一目散で バス案内所 へ。 運転を再開していた常磐線を利用することとして、路線バスでいわきを目指します。
NHKの取材班が、行列の取材中でした。
13:50発予定の福島交通バスも、10分ほど遅れて満席で出発です。
途中渋滞にも遭いながら、16時過ぎて小雨降るいわきに到着。ここまで辿り着ければ安心です。
いわき発17:15の水戸行きに乗れば、途中駅できぬやまスカンクさんから差し入れを頂きました。
緊張の連続だった旅行の後半、水戸18:38発品川行き車内で漸くほっとすることができました。差し入れのおつまみとハワイアンビールがどれほど癒やしてくださったことかきぬやまスカンクさん、ありがとうございました。
今回の体験で得た教訓①スマホ充電ケーブルと予備バッテリーは必携のこと。(持って行って助かりました。)②常備薬は多めに持参すること。③靴下、下着の類いはプラスワン。④PETボトル飲料と軽食類は必携。というところでしょうか。備えあれば憂い無しです。
最近のコメント