ピンポ~ン、玄関のチャイムが鳴りました。待っていたモノを、クロネコヤマトが斯様な封筒で届けてくれました。
中から取り出したのはこれ、ユニバーサルピニオン抜きと称するもの、送料込みで1,870円でした。
ヤフオクで入手した天賞堂の0-6-0タンクロコ、動かないモーターに付いているウォームギアを新しいボーターに付けなければなりませんが、そのウォームギアは圧入されているため容易に抜くことが出来ません。
このようにして使います。ギアの付いたモーターをアダプタに挟み、スクリュー先に取り付けたシャフト押しピンをグイグイ回します。
シャフト押しピンがいっぱいまで押し込まれましたが、まだギアは抜けません。シャフト押しピンの長さが足りません。
そこで、手元にあった真鍮丸棒を適当な長さに切断して、間に挟むことにしました。
で、見事にウォームギアを抜くことが出来ました。
骨折した右手首のギプスはまだ外されないため、出来ることも大幅に限られていますが、これもリハビリになるかと思ってやってみた次第。
新モーターは取付寸法が異なるため、アダプターを自作しなければなりませんが、1.0t真鍮板の切断やビス穴開け作業はまだ出来ませんので、チップLEDの前照灯と共にいつになったら復旧できるか。のんびり進めることに致します。
3月16日の地震で脱線、那須塩原-盛岡間で不通となっていた東北新幹線。3月22日からは不通区間が郡山-一ノ関間に短縮されていましたが、なんと4月14日に全線開通させるとのニュースが入ってきました。土木設備、軌道、電柱他、多大な被害を受けながら、1ヶ月以内の全線復旧とは凄いことです。
それに先だって、辻堂海浜公園の交通展示館内HOゲージジオラマでも、修理中だったE5系“はやぶさ”が復帰しました。
先の休館日に調整実施、早速公開となっています。
ただ、これとは別に、設備の老朽化により一部の電源関係が故障しており、別途大幅な修繕、またはシステムの入れ替えなどが必要な状況。
完全復旧までには相当な期間が必要ですが、来館する子どもたちの笑顔、歓声を思うと、早く何とかしてあげたいと思うのですが・・・。
昨年春から離脱していた辻堂海浜公園内・交通展示館のH5系「はやぶさ」、この度めでたく復帰となりました。
白い光りの前照灯を輝かせ、正面中央駅をスタートしました。
線路有効長の関係から、本来の10両編成から2号車を減車した9両編成で運行します。
このカラーはジオラマの中で映えますね。
東海道新幹線を横目に、中央駅を通過していきました。
月曜日は閉館ですが、機会があったら訪れてみて下さい。詳しくは辻堂海浜公園のホームページを。
辻堂海浜公園内の交通展示館にはHOゲージとNゲージのジオラマがあり、ご縁あって2017年から保守・点検をしています。2018年にはHOゲージジオラマにE5系新幹線を導入しています。
来場者がボタンを押せば、自動的に3周回して停車する仕組み。集電性と耐久性の向上のため、編成全車両を引通し線で結線しています。
颯爽と高架を行くE5系“はやぶさ”に、子どもたちは歓声をあげて喜んでくれていました。
それなのに、「走らなくなってしまったので見て欲しい」と連絡を受け、早々に引き取ってきてみたら、原因はこの車両。
パワートラック2台/1両の設計で、その1台が不動となり、暫く休車となっていました。
片方の動力台車には問題ありません。
分解して見るも、モーター交換しか無いと思っても、この類いの製品は交換パーツを分売していないのでやむを得ずメーカーへ。すると、再生産までパーツが無いので補修不能と言うことで返品されていたのですが・・・、
7ヶ月後になって、サポートセンターから「パーツがあったので対応できるかも知れません」との連絡。この対応、大手の家電メーカーなどと同レベルの顧客対応だと感心しました。早々に再度持ち込んだら・・・
動力台車の交換では無く、このギアだけの交換でした!
下段が直径6㎜、上段が4㎜のデルリン製平ギア。
外側のギア、矢印の2カ所の歯が妙なカタチに変形しています。
モーターから台車のウォームへ下ろす最初のギアだと思われますが、何らかの力が働いてしまった結果のようです。
折り合えず動力車は修復できましたので、近日復帰させたいと思います。来館した子どもたちの歓声が楽しみです。
元日の夕食は早めのスタートで、いつもは買えないちょっと高価な純米大吟醸で心地良くなっていたとき・・・、地元の趣味仲間ご逝去の報せが入りました。
奇車怪社さんこと柚木明宏氏の奥様からでした。12月17日の朝5時、室内で倒れていらしたとのことで、急性心不全と。享年65歳。なんとも悲しい報せに、言葉が見つかりませんでした。
写真は2020(令和2)年9月、氏のお宅にお招き頂いた時、工房の入口へのご案内のお姿です。
実はその前、奥様が所用でご不在ということで、氏手作りによる感染防止アクリル板を挟んでの会食が行われていました。
手の込んだお料理をご用意頂き、持ち寄った高級酒も含めてワイワイと。
そして工房見学となったのでした。工房は玄関横の専用ルーム。机上には専用カッター台がセットされていました。
ここでこうやってスーっとね、ってご教示頂きました。これは確か収納箱の製作だったかと。
出来上がった車両はちょうど良い高さにセットされた試運転線で、いつでも走らせることができます。背景のシールがイイですね。
完成した車両群は、これまた手作りの収納箱に入れられて、試運転線路の上部に整理されています。
こうして作った未完成の車体、お仲間に差し上げて「この次までに完成させてね」と言われていましたっけ。
あ~あ、その車両の完成した姿をお見せできなくなってしまいました。
折角地元でのお仲間を得られたのに・・・、本当に悲しいことです。心よりご冥福をお祈りします。
モノレールではなくのもレール。多摩で飲みながらレール談義という集まりが、コロナ禍も収束しつつあることから再開となりました。残念ながら今回は、義父さまの容態芳しくないとのことで急遽の帰西(兵庫県に帰るのに帰阪と言うのはおかしいという方に忖度)されたU氏が欠席、11月中旬に4名での集まりとなりました。
今回の一次会場は“焼売のジョー”、“多摩のもレール”ですから、先ずはこれが無くては始まりません。
早速出現したのはY氏製作の動力ユニット。安価なパーツを使われた見事な設計です。
様々な動力装置を考案し、何処まで軸距を詰められるかと挑戦した車両も登場しました。確か軸距19㎜だったか。
続いて凸型機関車ですが・・・、
なんと車体はキャブ、ボンネットがそれぞれバラバラにと。
続いてはI氏から、エコーモデルのキットを組まれたという汽車会社製35t 1C1タンク機関車。キットの値段は52,000円と高価なものです。見事な出来でした。
すると、この機関車に繋げるのがお似合いと、K氏が取り出したのは郵便車。細かい説明はビールのせいで忘れましたが、前回の多摩のもレールでは真鍮地肌だった代物です。
蒸機と古典客車談義の後に登場したのはY氏製作の京王井の頭線? 17メートル4扉なんて居ませんでしたが、戦争被害が大きかった同線に、こんな車両が登場していたとしても違和感なしです。
すると今度はK氏から正当京王帝都2010系が。京王のグリーンと東急グリーンは違うよと、5000系青ガエルまで。京王はアマミヤ、東急は谷川だったかと。OER3001の上田丸子の左右は、いつもながらに素晴らしい出来でした。
今日はこのくらいかと思っていた矢先、さらにK氏の作品が続きます。塗装までも大変そうなDF91。
真鍮工作派だとばかり思っていたら、K氏はペーパーまで! あの秋田の電車を作ってしまいました。
と思った矢先に登場したのは2両のクモヤ。この頃になると、ビールも回って話しの詳細を記憶していません。
お仲間との模型談義は実に楽しく、一次会場だけで終えるのはもったいないということで二次会場へ。またまた楽しい談義が続きました。
いや~今回もまた、刺激を多く頂きました。0番運転会の余韻に・・・だけではいけませね。手を動かさなければです。
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