鉄道模型

2021年10月24日 (日)

展示模型の修理-2

このコロナ禍の影響もあり、展示施設の維持管理予算もなかなか厳しいことが伺えます。なかなか新しい車両の導入も叶わない中、小田急ロマンスカー7000形LSEは人気者です。

しかし、走らなくなったということで、引き込み線に押し込まれていました。現地でテストの結果はモーター回れど走らないということで我家で入院治療。動力車2両はユニバーサルジョイントの抜け。交換して問題なし。

ところが、輸送中に先頭台車から車輪が脱落。枕梁中心が下がり、台車枠が“ハの字”に広がっていたことが原因でした。

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編成で4器のパンタグラフの内、3器が破損です。

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その内の1器はパンタ台ごともぎ取られたように無残な姿。

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もう1器はパンタグラフ本体がご覧の通りバラバラに。その上左向こうのパンタ台が外れています。

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あ~あ、何と気の毒な。 面倒臭い作業ですが、食い入るように見つめる子供たちの輝く眼を楽しみに、なんとか修復することにしましょう。

 

 

2021年10月23日 (土)

展示模型の修理-1

自宅で“入院治療”となった2編成の内の一つの破損はこれです。脱線すると言うので現場で何度か試運転しても再発せず、原因が分かりませんでしたが・・・。模型を分解して漸く原因が判明しました。

この模型の動力はカツミが博物館仕様としているもの。Canon EN-22の回転をスパーギアで台車に降ろし、ウォームギアのギアボックス伝達する方式。ギアボックスは相当加工精度の高いものです。

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この電動ユニットを、床板上の梁に止めるものです。

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ところが・・・、

原因はセンターピンが外れていたことでしたが、この構造は床板に取り付ける枕梁(A)は、本来ギアボックス(B)の上にあるべきものですが、センターピンの雌ねじ部分が動力ユニットから外れていたのでした。

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この補修はどうしたものか、本来はギアボックスにハンダ付けされていたようですが、完全にハンダで修復するのにはかなり無理がありそうです。ギアボックスの分解法が解らん。それに油まみれ。

仕方ないので綺麗に油分を拭き取って、エポキシで接着することにしました。果たして耐久度がどれくらいあるものか?

この修繕でダメなら、MPギア仕様に変更しましょうかね。

 

 

 

2021年10月22日 (金)

鉄道模型の“お仕事”

久しぶりに“お仕事”に出掛けました。

2セットあるNゲージのレイアウト、ここではジオラマと呼んでいますが、その1つには今、これが走っています。

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2つめのはドッグボーン形のエンドレスを2つ折りにしたような配線で、一部高架線の都市型。今は東海道線233系を走らせています。

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この2セットのNゲージレイアウト、お友だち二人の手も借りて、レールクリーナーで綺麗に拭いて、ハンディクリーナーで線路上の塵や木々のスポンジを吸引。合わせて車両も車輪清掃。これでまた暫く、調子良い状態が維持できます。

さらに、小田急2400形HE車のマスコンで操作できるHOゲージジオラマも、同様に3エンドレスを全てレールクリーナーで綺麗に拭き、ハンディクリーナーで線路上の塵などを清掃しました。

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しかし、故障していた2編成はここでの修理はできず、別途我家に“入院治療”処置となりました。個人の大事な模型とは異なり、展示模型ならではの破損や故障も発生するものです。

 

 

 

2021年10月 9日 (土)

ペーパー車体集2巻

1967(昭和42)年、技術出版株式会社が発行する「模型と工作」から、HOペーパー車体集なるものが発売されました。

最初は右側のもの、8月発行となっています。続いて11月に左側の特急シリーズが発行されています。価格は右側が550円、特急シリーズはビニールミラーコーティングによって光沢を出したからなのか、650円でした。

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右を開けて見ると、見返しの広告が何と懐かしいことか。鉄道模型社とつぼみ堂模型店。

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目次を拡大すると次の通り。各車とも形式図が添えられていて、大いに役立つものでした。

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特急シリーズは全て竹村徹夫さんの設計と解説。「ペーパー車体用に特別抄紙したエクセルアイボリー紙使用」とうたっていますが、エクセルアイボリーは当時は興陽製紙が製造していたものですが、特別抄紙ということなどあり得ませんね。因みに興陽製紙は2012年に日本製紙クレシアに吸収合併、エクセルアイボリーというブランドも消滅となっています。

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それでも良い紙であることは事実。OER3001氏はその後に、神保町の洋紙店でA-1判サイズのエクセルアイボリー紙100枚を購入しましたから。

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よく考えてみれば、これを窓抜きして組み立てて完成等と言うことはあり得ず、最終的に塗装という工程を採らざるを得ないのですが、当時はこれで満足したものです。

とある事情から、出版社から贈呈されていた2冊づづがあるので、1冊は窓抜きしてみようか・・・などと考えたり。

 

 

2021年10月 3日 (日)

手芸用品

“SWAROVSKI”(スワロフスキー)ってご存知でしたか? 鉄道模型を趣味とされる方々の殆どはご存じないものと思いますが、1895年にオーストリアのチロル地方で創業したクリスタルのプレミアムブランドなのです。「誰もが手にすることができるダイヤモンド」をポリシーに、高品質クリスタル、天然及び人工のジェム・ストーンやアクセサリー、照明などの製品のデザイン、製造、マーケティングを行っている企業とのことで、婦人服の装飾やアクセサリーに多く使われています。

手芸用品の「ユザワヤ」では、DIY用のパーツを取り揃えていますが、この10月1日以降は・・・、

スワロフスキー社の自社ブランド(スワンマーク)のブランド価値の保護に重点を置くため、DIY(材料としての販売)、ネイル業界などを含む小売業界へのスワロフスキー・クリスタル製品を提供するビジネスから撤退することが決定、さらに2021年10月1日以降はスワロフスキー・クリスタルのブランドロゴ表記の使用も禁止となる。』

と発表されました。

たまたま10月2日に模型パーツにと「ユザワヤ」を探索していていて、在庫切れが多かった理由がわかった次第。左2点がそのスワロフスキー。

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天賞堂他の昔の製品のライトに使われていた“人工ダイヤ ”です。右はスナップ、電気配線の接使用使おうと思って確保。

その昔は斯様なパーツを探すにも、女性しか居ない店舗に入りづらく、碍子に使う白いビーズなどはガールフレンドに頼んで買って貰ったことがありますが、「ユザワヤ」のような店舗のお陰で気軽に商品探索できるようになりました。最もシニアになれば恥ずかしくもなんともないですが。

と言うわけで、“人工ダイヤ ”の確保はお早めに

 

 

2021年10月 2日 (土)

Oゲージの台車

OER3001氏が鉄道模型の世界に入ったのは、入学前の秋。風邪を引いたのか熱を出して寝ていた日の夜、父が買って来てくれた3線式Oゲージ、EB58と貨車1両、16本組だったか一回りの曲線と僅かな直線が始まりだったと記憶しています。

当時の“宝もの”は今も大切に、何処かに保管しているので何れご紹介したいとも思いますが・・・、小学校4年生の時に初めての自作に挑戦した頃、お小遣いでちょこちょこパーツを買い集めていた中に、斯様な台車がありました。

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何を夢見て、どこで買ったものなのか、すっかり記憶は無くなっています。

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ベッテンドルフのようなカタチですが、枕梁は枕バネ部から3ミリネジとナットで止めてあるものです。

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車輪は、車軸内部の金属棒に、左右から車軸と車輪が一体になったプラ車輪が押し込まれたもの。フランジ形状も玩具のような形状です。車輪が綺麗に清掃できましたが、台車枠の塗装剥離は諦めました。

幸いなことに1両分は揃うのですが、あと数量分どこかで入手したくなってきました。何を考えているのですかね。

 

 

2021年9月15日 (水)

我が社の塗装場

久しぶりに陽が射したこの日、朝から塗装の準備となりました。

南面の小さなベランダがその場所。春先に大規模修繕工事を終えて綺麗になったので、汚してはいけないと新聞紙で徹底的に養生します。

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胸の高さ程まで養生し、床面もラッカーを垂らしても汚さないように新聞紙を敷き詰めます。

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小テーブルに100円ショップで購入したパーツをセットしますが、ここまででおよそ15分かな。折角ここまで環境を整えたのだから、溜まっている塗装に励みましょう。

 

 

 

2021年8月16日 (月)

愛用の道具

模型製作においては様々な工程や作業がありますが、穴開け作業を避けて通ることはできません。ピンバイスに始まり、先にご紹介した自作のモーターツールだけでも、それなりに何とかなりますが、数多くの穴開けを効率よくやるにはこれが欠かせません。

2000(平成12)年9月購入と本体に書かれていました。2011(平成23)年9月に駆動ベルトを交換していますので、そろそろ再度交換が必要になるかも知れません。

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一応、マイクロ・クロステーブルも備えました。

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左右にミリ単位での位置調整が可能な“筈”ですが、残念ながらその機能を使ったことが無く今日に至っています。

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とは言え、このテーブルドリルが有ったからこそ、斯様な工作も進みます。

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罫書き線に沿って、地道に糸鋸で切るのが正統派なのでしょうし、これまでそれもやって来ましたが、今回は横着してみることにした次第です。

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さて、この顛末はどうなることか。予測されることはヤスリがけで生じる金属粉の始末です。まあ、お仲間の阪鉄車輌さまがなさることほどでは無いので、ゆっくり進めることとしましょう。

 

 

2021年7月 1日 (木)

模型用塗料について雑感

fb(フェイスブック)友だちのKYさんの投稿で知ったのですが、永年にわたり重宝しているマッハ模型の鉄道調色塗料の内で、在庫限り、生産休止品がかなり出現しているようです。

マッハ模型店鉄道調色塗料一覧

そもそも、良くここまでの品揃えをしたものと思っていましたが、どう考えても需要が少なそうな色まで揃えていたのだからやむを得ないでしょう。一応計画あるものの色は買い揃えてありますが・・・。

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半世紀前のことを思い出せば、そもそもラッカーの基本色を取り揃え、絵の具を混ぜるように自分で調合していたのが、鉄道調色塗料なる商品に出会ったのが1960年代半ばだったか、随分嬉しかったことを思い出します。

東京では銀座・天賞堂がラックで陳列していて、その中から目的の色を選択していましたが、1970年に初めて訪れた大阪堂島地下センター奥のマッハ模型店にはB4二つ折りの色見本もあって、早速入手したことを思い出します。

家捜しして見付けました。それがこれ! 宝物です。

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広げると、印刷では無くラッカーのカラーチップが貼付されています。この当時は国鉄色と関西の大手私鉄色しかありません。

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裏には使用法やラッカー成分などが丁寧に書かれています。

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これから何年後でしょうか、カラーチップの貼付は無くなり、リストだけ。この時点で80色とあり、首都圏の私鉄各社に秩父鉄道、長野電鉄、名鉄、伊豆急が加わっています。1缶100円だったのですね。

あっ、右下に調色カラーカード¥300の標記がありました。

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この時代も以下の説明書が添えられています。

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漫談家、お笑いタレントの綾小路きみまろじゃないですが、あれから40年! いや50年以上かな? 色数を増やしすぎたのでしょうね。結局当時から販売されていた色は、これからも残るような感じです。

今や鉄道調色塗料は日光モデルなどからも発売されていますが、必要な方は早めに購入されることをお勧めします。

 

 

2021年4月30日 (金)

ロマンスカーミュージアムのジオラマ -3

ロマンスカーミュージアム2階のジオラマパーク、前回までにご紹介しきれなかった箇所です。

これは江ノ島。江ノ島上空から境川や竜宮城のような駅舎の片瀬江ノ島駅、右奥に藤沢の街並みが展開されています。

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ちょっと東側にまわって見渡せば、矢印の片瀬江ノ島駅が確認しやすくなります。

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EXE「えのしま」の到着です。このEXEは、相模大野駅との間を往復していました。本来は藤沢でスイッチバックするので、この画像の先頭車は後ろ側となる筈なのですが・・・、そこは多めに見ましょう。EXEは直進してきますが、線路だけは右方向にカーブ、藤沢駅が作られていました。

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小田急グループなので当然江ノ電も走らせています。この江ノ電は来場者が運転できる仕掛けです。鎌倉高校前を出た電車は、併用軌道を通って藤沢に向かいます。

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こちらは小田原。JRの駅舎ですがしっかり作られています。背後の高架線左に新幹線車両が確認できますが、その複線線路には来場者の運転体験用GSEが走ります。

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ロマンスカーが到着する箱根湯本駅も見事に再現されています。

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驚きはこれ、駅横の国道は箱根駅伝コース。目を凝らせて良く見ると・・・、ランナーの襷が出場校のカラーではないですか! これが山に向かって動くのですから。

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箱根湯本から先は登山電車。ここはそれなりに簡略化しつつ、Nゲージアレグラが自動スイッチバックで往復しています。

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大涌谷の噴煙を、箱根ロープウェイが。残念ながらこれは動いていないように見えました。赤い鳥居は箱根神社なのでしょう。

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ロープウェイは大涌谷から芦ノ湖畔の元箱根まで。

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湖畔の小田急山のホテルを横に、芦ノ湖では海賊船を模した遊覧船が、なんと湖上を動いています。

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俯瞰すれば斯様な様子。箱根の関所もしっかり作られています。

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このジオラマ、流石にレイアウトでは無く正しくジオラマです。必ずしも鉄道好きとは言えない女性客の目も惹き付ける、素晴らしいジオラマと言えましょう。

 

 

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