ここの所なかなか“手”が動いていないのですが・・・、何かと気になる題材があります。
<その1>嵐電モボ1形 KYOTORAM
幸いパンフレットを入手していました。
車輪径はφ8.25、軸距離20.0㎜となる動力はアルモデルのC4021路面電車動力セット(アルパワーHO-20T)が使えるようだ。インダイレクトマウント台車はFS-94だが、YAMA模型のFS-93が類似している。
ワンアームパンタがな~、TOMIXの安価(とは言っても1,500円程度)なPT7113は市場から姿を消して久しい。
<その2>神戸電鉄1000系(デ1150形、サ1250形)
先ずはそのものズバリの図面が無い。それでも手持ち資料の中からこの書籍。
似た車体のデ1350形はあるのですが、寸法が入っているのは他の資料同様に全長や全幅などの主要寸法だけで、窓割などは不明。特に屋根Rは図面の感じが違います。
台車や床下機器はどうにかなりそうなのに・・・、どなたか詳細図面などお持ちではないでしょうか?
ということで、この2題が気になるこの頃です。
1月24日(土)から2月11日(水・祝)まで開催中の「TMS鉄道模型コンペ2025展示会」に行って来ました。
人それぞれの感じ方があるのは当然として、OER3001氏は「自作」に価値を感じます。戦後と言われた昭和に生まれ、欲しくても買えなかった時代。欲しいものは自分で作るという信念に影響され、市販されていない車両を自作して来たからでしょう。
エレベータを降りて自動ドアから入ると、いきなりレイアウト下の展示ケースに長い編成もの。“撮影OK”と表示されているのが嬉しい。
先ずは金井雄太さん(会社員・35歳)の真鍮素材によるフルスクラッチ車体の681系「はくたか」、「入選」作品です。折しもTMS2026.2月号に製作記が掲載されていますが、う~ん!
床下機器のディテール、車内の座席、ブラインドなどの再現は“お見事”と言わざるを得ません。これが走る所を見たいですね。
カウンター前のガラスケースには1両ものや短編成の作品。先ずは吉田一晴さん(中学3年生・14歳)の会津鉄道お座トロ展望列車は「特別賞」。TMS2026.1月号に製作記が掲載されていましたが、OER3001氏が中学3年生の時には、とてもとても作れませんでした。まあ今でも作れませんが。
渋~い4両編成は阪急P-5(デロ10形)、小栁新一さん(―・63歳)ペーパー自作で「佳作」です。見入っていると息をのむって、こんな感じなのですね。
森 達朗さん(会社員・60歳)は京王900形で「準佳作」。製作記などは未発表ですが、ペーパー自作」なのでしょうか?
外板と面一にした正面ガラスに苦労が伺えます。屋根上のビード表現は貼ったようでした。
中間のDAXと呼ばれるクヤ、屋根上の検測装置や台車の加工が知りたいな。
床だけに思えるサヤも、黄色い手摺など丁寧に作られていました。
ガラスケース最下段だったので見づらかったことなんの、仕方ありませんは。
蒸機の自作ってOER3001氏には別世界ですが、上條義正さん(―・77歳)製作の13mmゲージD50形は「佳作」。未塗装ではなく金属感を出すための「無塗装」なのですね。
1/48・16.5㎜で製作された八幡の13tonシェイは加藤真直さん(自営・ー)の作品で「入選」。
大木健一さん(自営・67歳)はDF91形とDD10形、2両のディーゼル機関車を自作「佳作」です。
DF91は知っていたものの、DD10なんて記憶にありませんでした。
1/46・16.5㎜ゲージで雨皿 亮さん(医師・66歳)が製作されたのはPorterタイプBタンクで「佳作」。Porterというネームは知っていましたが、この種の知識の無いOER3001氏には可愛らしい蒸機と言う程度のものでした。
ナロー物が続きますね。梶間 敦さん(公務員・61歳)が1/87・6.5㎜ゲージで製作された「お稲荷さんゆきの小さな参詣列車ー笠間稲荷軌道」は「準佳作」。見落としましたが展示台は、名取編集長の製作だったようです。
これはいったい・・・?
「歌川芳虎の蒸機車」と言う作品は北村昌三さん(-・69歳)が製作。江戸時代末期から明治時代中期にかけての浮世絵師・歌川芳虎が描いた絵をカタチにしたものなのですね。なんとも夢のある作品は「準佳作」でした。
ゆうえん・こうじさん(医師・65歳)の古典蒸機は「準佳作」。「鉄道作業局F3(鉄道省9450形、自由形))」だそうですが、奇麗なブルーと金ピカのドームがなんとも素敵。
髙木幹夫さん(-・64歳)は「コンソリ2題」として9050形、美唄1号機をで「準佳作」。OER3001氏には良く知りませんが学生の頃行った北海道で実車見ていたのだろうか?
さてさてお待ちかねは永年のオトモダチ、福島祥之さん(ー・78歳)製作のEF60一時型。製作記が掲載される予定と伺っていますが、長~い時間をかけて取り組んだ力作なのに「準佳作」。
何処から見ても凄いですよ、これは! ただ目立たないですね、ぶどう色1号と言う塗装色(涙)。
阪神には愛着と執念で取り組んだオトモダチ上野尚之さん(会社員・64歳)は阪神旧5001形で「準佳作」。最下段の展示では伝わらない執念と見事な工作ぶり、何れ誌上で発表されるのでしょうか?
いや~、良いもの見せて頂けました。そしてたくさんの良い刺激を得ることができました。
毎回、目を見張る素晴らしい模型が誕生しますが、市販されているキットを活用したものも多く見られます。人それぞれの楽しみ方があるでしょうが、冒頭で触れたようにOER3001氏はやっぱり「自作」の価値を評価したいですね。
鋭い観察眼と拘り、使用する素材や材料の選択と工作技術をもって生まれる“その人ならではの香りを感じ取れる模型作品”が好きです。コンペで入賞できるか否かはともかく、趣味を楽しむ生活を大切にして行きたいものです。
またまたちょっと、こんなの弄り出してしまいました。
半世紀前に手に入れたMade in ITALY Rivorossiの小さなトラムを。
グリーン一色のプラスチック製、窓周りをライトグリーンに塗ってオリジナリティを出していたのですが。
デッキと客室の仕切りをニス塗り風にしてみて、さらに気になっていた窓にガラス(エンビ板)を入れてみました。
実はこの模型、架線集電で車輪は左右同極なので、他の車両と一緒には走らせられません。玩具ぽいビューゲルには摩耗防止のために細い銅線を巻いてあり、ホイルベース23㎜のウォームギア駆動で良く走ります。
序でに前照灯の点灯化をとも思ったのですが・・・、いやいやそこまで嵌るのは止めておき、久しぶりにエンドレスをセットして遊ぶこととしましょう。
こんなの弄ることになったのは・・・、オトモダチの影響かな?
車両模型重視のOER3001氏は、Nゲージにはあまり興味無いのですが、これには引き付けられました。
「うみ電☆やま電」というグループの箱根登山電車自動運転。実景を上手くまとめています。箱根湯本から始まります。
箱根湯本を出るといきなり上り80‰勾配。そしてトンネルの先は塔ノ沢。
ここはその先の大平台、ここで2回目のスイッチバックです。
大平台はアジサイの季節にはこんなアングルで撮影することがありましたっけ。

小涌谷駅。正月の箱根駅伝コースは、この手前の踏切を渡ります。
なかなかすべてのコースを撮影することはできませんでしたが、実景を良く捉えたモジュールでした。
「灘校鉄研+OB」のブース流石に見事なものでした。中でも米国・シカゴのダウンタウン。40年ほど前に出張した時の光景が思い出されました。
撮っていた画像を探したものの、惨めなものしか見つかりません。
市内を高架で巡る“ループ”のクロス部分は撮れず仕舞いでしたが、好感の持てる車両がビルの間を縫っていましたっけ。
渡航は「出張」でしたので、写真で見ていたこの光景は、ビルの窓からちらりと眺められましたが、撮影できなかったのが残念です。
鉄道模型を趣味とする身にとって、今回もいろいろ刺激を得ることができました。
3日間にわたり開催されたJAM(第24回国際鉄道模型コンベンション )、初日の11:30、気温33℃の下ここに到着。
テーマは貨物列車とのことですが、OER3001氏にとってはどうでも良いこと。
西1ホールを隅々まで歩き回ります。1000号を迎えたTMSの展示は興味深いものでした。戦後の連合軍占領下には検閲を受けなければならなかったのですね。
印刷技法も“凸版”(活版)ですよ。版の凸部にインキを付け、紙に圧を掛けて印刷するというまさに版画です。その原版が建て替えのために解体となる社屋に保存されていたのですね。
EF58(旧車体)の原版と印刷物も価値ある宝物です。
ギミック2025というブース、小池さんのラック式登山電車が目を引きます。
そこに、7月26日に帰らぬ人になってしまったお仲間の“業績”を紹介されていました。
凄いの見つけました。「Gezellig Spoor ー心地良い鉄路Ⅱー」と名付けられたブースは、全線に架線が張られています。架線集電ではないとのことですが、見事な架線です。ドイツの製品だと言うことです。
お友達のブースに足が止まります。Cedarさまの架線集電Oゲージは絶好調ではありませんか。
14時からの「韋駄天!スピードコンテスト」実車型部門にお友達が出場と言うので冷やかしに行きます。ペーパー自作、クラウンギア駆動の国鉄キハ391系で挑戦。
主催者の代表氏は出場しない訳には行かないのでしょうね。2019年から出場しているシーネンツェッペリンとやらです。
結果は斯様な状況。
因みにOER3001氏は2022年、このペーパー自作クモヤ93000で参加しています。
結果は1,208.89㎞/hという記録を樹立しているので、910.50㎞/h というキハ391は、「足元にも及ばない」と言う残念な結果でした。
東京ビッグサイトでの展示会視察後、夕刻からの予定まで時間があったので、ゆりかもめ新豊洲駅を下車。豊洲方面に向かって軌道の右側を歩くと直ぐ、芝浦工業大学附属中学高等学校の校舎が目に入ります。自動連結器や車輪が並べられた壁面の中が、「しばうら鉄道工学ギャラリー」です。

2017年4月、芝浦工業大学附属中学高等学校の開校に伴い、大学図書館の保存資料等を中心に「テクノロジーギャラリー」構想・計画の基にオープンした施設です。附属中高の前身が、旧鉄道省が設置した東京鉄道中学であり、鉄道とは非常に縁が深いのです。
学校の門を入り、受付で記帳して入校許可証をもらって入場する仕組みです。開館日はWebで確認するのが良いでしょう。
展示室の外には200系新幹線の「鼻」が置かれ、その左にはこんな歯車が展示されていました。
1954年に直角カルダンで登場した小田急2200形のスパイラルベベルギア(曲がり歯傘歯車)で、米国Gleason社のNo.26 Hypoid Generatorで切削され、Tocco社の高周波焼き入れ装置で熱処理されたという、当時の最高技術によって誕生したとのこと。
廊下に向かったウインドウに、菊池文雄氏の模型作品が並べられていました。OER3001氏が小学生の頃、「模型とラジオ」誌に“〇〇形の作り方”を書かれていらした方は、東芝にお勤めだったのですね。
0系新幹線と921形総合試験車。
ED45かな? 交流電機が牽く“タバコのパッケージ”で作った貨車や当時の人気車両が見られました。

OER3001氏にとっては何よりもSE車。パーツ類が少なかった時代に苦労して製作しておられます。

名鉄パノラマカーも。背後の近鉄ビスタカーも、少年にはハードルが高すぎる存在でした。
展示室内に入ると結構な広さ。中央に実物運転台が置かれ、Nゲージが運転できるようです。
シーナリーなどは稚拙ですが、実はここの生徒たちによる鉄道研究部では、毎年のようにその種の競技で優れた賞を受賞しているのです。
残念ながらくつろぐことはできませんが、窓辺にはリクライニングシートやボックス形シートも並んでいます。
展示品を具に見れば、歴史上貴重な資料であることがわかります。
わざわざここだけを訪問するには少々物足りない気もしますが、序でに立ち寄ってみる価値は相当大きい施設でした。
久しぶりにE235系などという山手線に乗り、向かったところはここ。
さかつうギャラリーで開催中の「イチカワ作品展_モケイ鉄道に恋をした」へ。
OER3001氏にはとても真似できない精密なNゲージ車両群とジオラマが並べられ、イチカワ氏も居られましたが、来場者と話し込まれて居られたのでOER3001氏に気付かず。
そのままそっと失礼させて頂き、次に向かった先は初めて降りる駅。
駅から直結の新しいホールで開催されている本橋剛氏の写真展「電機」に向かいました。
広々したオープンな会場に、6×6版モノクロームフィルムによる正方形の写真40点他に、これらの撮影に使われたカメラなど。
1971年から1980年にかけて、首都圏や東北、上越、中部などで撮った旧型電機の魅力が伝わる作品群でした。
在廊されていた本橋氏は、最近拙ブログがご縁でお近づきできた方ですが、JACC(全日本クラシックカメラクラブ)の会員だそうで、写真文化の歴史を次世代に残す目的の研究機関としての活動として、今も古いカメラとフィルムを使い続けて居られるとのことでした。
帰り際に素晴らしいお土産を頂きました。明治の機関車がお好きなようで、鉄道院で活躍した機関車図面をMacで描かれたのだと。
裏面はそれらを活かすために好みの色にした姿。考えてみれば蒸気機関車がみんな真っ黒なのは日本くらい? 英国や独逸も仏蘭西も、素敵な色に塗られていましたものね。
楽しい時間を過ごした後は、「新」のつかない綱島駅へ。
ホーム東端に架かる跨線橋形状が、どことなく英国調に思えてしまうのは先のカードの影響でしょうか(笑)。
地元駅→新宿→巣鴨→目黒→新綱島/綱島→武蔵小杉→登戸→地元駅と、この日は京王、山の手、東急、南武、小田急の乗車となり、10,000歩を越えるウォーキングとなりました。
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