「京王・帝都」の後は小田急を。ヤードに10両編成の新5000形をセットし、出場を待ちます。
製作にあたって一番苦心した“顔”、特に前照灯が点灯した姿を記録しておかねばなりません。
それには正面から狙うが一番です。
友人K氏の静鉄A3000形が出現、いちごをモチーフとした“Passion Red”です。
編成が短くとも、地元車両は来場者の目を引き付けます。
ならばと、OER3001氏は山葵をモチーフとした“Fresh Green”を。
これも小田急の新5000形同様に、“顔”の造作に苦労したものでした。
地元静岡県とは言え、ここ静岡市からは少々遠い伊豆箱根鉄道駿豆線の車両7000系も出場です。
2編成ある実車は近年、ラッピングが施されていてオリジナルカラーは見られなくなってしまったことが、OER3000氏としては悲しいです。
この日は強風、雷雨にも見舞われて、屋外イベントも中止になってしまったのですが、大ホール内では平穏な運転が楽しめた次第でした。
東武亀戸駅、OER3001氏はこれまで2番線に列車が居る情景を見たことが無かったのですが、この日初めて目にすることができました。しかもいつもの8000系ではなくステンレスの10000系ではありませんか!
丁度乗車する列車が到着寸前、回送で出て行ったので離合が撮れました。
向かった先はS氏宅での運転会。この日は小田急1600形の2+2を持っての参加です。
こんな時代を回想しての走行です。この写真は奇数編成同士の連結で、連結した2編成共にデハが新宿向き。
ペーパー自作でリベット表現もした1601-1651+1652-1602の2M2Tは、クハが中間に挟まれる格好です。
この日はS氏はじめ総勢8名の参加。順調な走りをお見せできてホッとしました。
運転会の後は・・・、あの吉田類の酒場放浪記にも取り上げられた、エコノミーで旨い老舗焼き鳥屋へ。実に楽しい懇親会でした。
開業から4年目に入ろうとしているロマンスカーミュージアム、12月4日(水)から2025年3月3日(月)までの予定で、企画展「まちの多摩線50年」が開催されています。
2021年4月19日に開業したロマンスカーミュージアムは、資料の収集・保管・展示・調査研究の体制や、学芸員その他職員の配置、施設・設備、年間開館日数などの観点から審査を受けて本年6月21日、博物館法で規定する神奈川県所管の「登録博物館」として登録されています。
12月14日(土)には、学芸員による展示解説が行われました。学芸員による展示解説は2025年1月4日(土)、1月18日(土)、2月15日(土)にも予定されています。(各日14:00~14:15)
ご縁があって、OER3001氏はこの展示に協力させて頂き、多摩線開業以来撮って来た写真を提供しています。
歴代のロマンスカーが並ぶギャラリーの一角です。
多摩ニュータウン開発と交通政策、新線開発の経緯、小田急の取り組みなどが、コンパクトにまとめられています。
一方、モハ1形が停車するヒストリーシアターの一角では、OER3001氏の歴代ロマンスカー車両模型なども展示中です。
年末年始の休日等を利用して、足を運ばれては如何でしょう。充実したひと時となることと思います。
多摩川畔でのシニア運転会、今回は吊り掛け式駆動を楽しみました。
その理由は、先般0番の台車2台を吊り掛け式で動力化したもので、同じ構造で製作していたこれを、広い線路で走らせたくなりました。
小田急の車両史上、新性能車両群が登場する前の1950年代に登場した2100形は、車体構造を軽量化したものの足回りは旧仕様で、最後の吊り掛け駆動車(ABF)となりました。
そんな2100形をペーパー自作したOER3001氏は、足回りに“いさみや”の吊り掛けモーターを採用、実車通りデハ2100形に4個装備してノーウエイトで、クハ2150形との1M1Tで勾配線にも対応できるものかと、試験的に取り組んだものです。
結果はモーターの特性から2個直列としてもなお高速なので、スピードコントロールにはテクニックを要しますが、このレイアウトの勾配線は何の問題も無く快走してくれます。
久しぶりの出場だったので始めは少々ギクシャクしていましたが、時間と共に快走してくれ、2両編成×2の4両編成(計8個モーター)の6Vでの走行時の電流は0.05Aと、相当な省電力でした。
小田急創始者・利光鶴丸と、小田急の“中興の祖”ともいえる安藤楢六に焦点を当てた夏休み期間の特別展示を終えた後、期間中の反響もあって、展示の一部が今年度いっぱい継続されることになりました。
エントランスからエスカレーターを下りた1階 ヒストリーシアター「モハ1」の前です。
正面のゾーンがほぼそのまま継続されるも、実は展示模型が増強されました。
小田急創始者・利光鶴丸の功績が解説されたパネルの下には、 戦前の乗車券や沿線案内など共に、創業時の車両モハニ101形の模型が。
マルーンの塗装はライティングされてもなかなか見づらいですが、101号と102号の2連が。
左側は安藤楢六の業績に関連するパネルで、戦後復興と週末ノンストップ特急に始まり、ロマンスカーの礎を築いたことが紹介されています。
このケース内はこれまで1600形、1910形、2300形、3000形SEが展示されていましたが、パルテノン多摩で展示されていた1700形が移動、ここに加わりました。
1700形に加えて、2300形もロマンスカーミュージアム所蔵品に代わって、OER3001氏の作品に交代しました。
このケース内の3000形SE車はロマンスカーミュージアム所蔵ですが、SE車までのロマンスカーは全てOER3001氏のペーパー自作です。
来場者の合間を見てつい、正面から、右から左からと、記録写真撮影に興じてしまいました。
永年に渡る趣味で作って来た模型ですが、なかなか並べられる機会や場所も無かったので、今回は嬉しい機会となりました。
入館料が900円と少々高いかもしれませんが、実車の保存車両に触れることもできる価値あるものと思います。機会があれば是非ご訪問ください。
とは言っても、模型の話です。
7月からパルテノン多摩ミュージアムでの特別展「鉄道が街にやって来た~多摩ニュータウン鉄道開通50周年~」で展示中だった1700形3次車の1705×3の編成、今度はロマンスカーミュージアムでの展示に供するため、代替車両に交代となりました。
この展示は11月10日までの予定と、結構な長期間。先日、展示内容をまとめた冊子が出来上がり、会場で販売(600円)されています。
代替車両は1900形の4両編成。多摩線で走行した時はケープアイボリーにロイヤルブルーの帯という新塗装になってからでしたが、展示模型は旧塗装時代でお許しください。
奥で展示の2100形と同時代、1960年代後期の姿です。
こちらが2100形。車体はカルダン駆動になった2220形に似ています。
1900形は複雑な歴史を辿っただけに、中間サハ1950形の奇数車は川崎車輛製の軸梁式OK-17形台車を履きます。
一方、偶数車の台車は国鉄車両からの供出品、TR-11です。
戦後の高度成長時代を生き抜いてきた車両、模型化した1903-1953-1954-1904の編成は、多摩線でお別れ運転が実施されています。
この時掲げられた2種のヘッドマーク、右側のはOER3001氏の作でした。
最古の小田急自作車両、小田急2600形NHEの5両編成を走らせたOER3001氏は、最新の小田急自作車両も持ち込みました。1/80の縮尺ではないので、ここで走らせることはできないのですが、本堂の片隅で終日に渡り展示させて頂きました。
運転台のマスコン&ブレーキ弁、椅子にも目を止めて頂くことができました。
床下機器として、MM解放スイッチも備えているので、こうして室内灯などの灯具類を点灯させての展示が叶います。クロスシート肩部の掴みや袖パイプも効果的でした。
大きいサイズの模型は、置いておくだけで存在感がありますね。0番作って良かった!
一方16番ゲージでの小田急最新自作は新5000形。10両編成には存在感があります。
2019年4月19日付で福島県指定重要文化財となったご本尊「華厳の釈迦坐像」さまの目前を快走です。
それにしてもこの車両、実車もそうですが正面の形状から反射して撮りづらい対象です。
といううことで2日間にわたる“修行”は、今年も無事に勤めることができました。
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