鉄道模型(運転会)

2023年10月22日 (日)

第21回鉄道模型関東合同運転会 in 埼玉けんかつ

正式な表記はタイトルの通りですが、「関東合運」と呼んでいるイベントです。

OER3001氏の本年は、「小田急の昭和30年代と今」と勝手にテーマを定めての参加でした。とは言え最初は、友人が懐かしい天賞堂製の軽量客車編成を持って行くというので、その時代に発売されていたDF50で牽引させて頂きました。

20231007_0013_n16

昭和30年代のと言えば先ずは1957(昭和32)年に華々しくデビューしたロマンスカー3000形SE車でしょう。

20231009_0031_16

今回もミュージックホーン高らかに、と言いたいところですが広い会場では控えめにしか聞こえないのが少々残念です。

20231009_0038_16n

翌年1958(昭和33)年には4両固定編成でWN駆動としたカルダン車2220形が登場します。小田原方2両目に設けられたトイレが珍しく、小学校の帰りに乗り合わせると用も無いのにトイレに入ったものでした。

20231008_0049_16

踏切で電車を眺めることも多かった当時はまだ吊り掛け車が多く、カルダン車が来るとかん高いモーター音と軽快な通過音で判ったものです。

20231008_0061_n16

1960(昭和35)年になるとハイエコノミカルカーと銘打って、2400形HE車が登場しました。2灯並列になったヘッドライトと両開き扉というのが新時代を感じさせました。

20231009_0002_n16

踏切を通過するのを見ていた小学生のOER3001氏にも、クハとデハの車輪径が異なるのは判りました。遊んでいた根津山(現・世田谷区立羽根木公園)から遠くを行くHE車を眺めて、先頭車と中間車の車長が随分違うのだなと驚いたことを覚えています。

20231009_0021_16

「今」編は千代田線へ乗り入れる4000形10両編成。

20231008_0016_16

そして最新の5000形10両編成。

20231007_0042_16

ペーパー自作の車両を中心に準備日含めての3日間、存分に走らせることができました。

 

2023年10月20日 (金)

関西私鉄を愉しむ

9月下旬に埼玉の友人別宅で開催された“田舎運転会”。久しぶりの関西遠征から戻ったOER3001氏は、関西私鉄車両を持っての参加となりました。

テレビカーと称して活躍した京阪3000系は1976年のペーパー自作。京都方Tc3500の屋根上に取り付けられた2組のTVアンテナは、0.5φ真鍮線をハンダ付けして作りましたっけ。

20230927_0012_16

当時、京阪の終点は京阪三条。今は地下化、延長されて出町柳まで。京阪の資本が投入された叡山電鉄デオ810形を製作することになったのは、京阪から叡電に出向されていたK氏のご案内で、修学院車庫を見学させて頂いたご縁からでした。貴船・鞍馬の山をイメージしたと、コバルトブルーの帯色を纏った813+814号車を1998年にペーパー自作。

20230927_0031_16

久しぶりに走らせたのは、初めて真鍮バラキットというものを組んだ近鉄12000系(1982年製作)と12200系(1983年製作)。近年になってチッブLEDで前照灯点灯化しました。

20230927_0053_16

合わせてAH氏の遺品として頂いたカツミ製の30000系ビスタ、残念ながら連結器の違いから併結運転は叶いません。

20230927_0049_16

偶然にもWK氏は京都模型製の阪急6300系を持ち込まれました。当時は4両だった筈の模型でしたが、近年ヤフオクで中間車を増備。LEDで前照灯点灯化していました。

20230927_0013_16

この地に近い東武鉄道の吊り掛け車7800系(KJ氏)や真鍮キットを組んだ急行型気動車(WK氏)も加わり、ここのオーナーのアメリカ蒸機貨物列車も交え、優雅なひと時を楽しませて頂きました。

20230927_0041_16

この機会を設定していただいたオーナー様に、改めて感謝申し上げます。

 

2023年10月 4日 (水)

磯子まつり公開運転

横浜市磯子区で開催される磯子まつりは今年で47回目だそうで、9月24日(日)に開催されました。

OER3001氏らのサークルは、磯子地区センターからの要請を受けて、公開運転を実施しました。開場は地区センター隣のケアセンター内。

20230924_0006_16

“いそごふれあいフェスティバル”と装飾された入り口。

20230924_0004_16

その横で、鉄道模型展示場への入場整理券が配布されています。見学者は15分ごとに入れ替えをすることとし、各解40枚(人)の整理券を配布します。

Photo_20230926105201                                          写真:コンテツさま撮影

毎回、入場整理券を受けた方々が展示室前に並んでいます。20230924_0001_16

1回あたりの見学者40名は、ゆとりある状況で見学できます。

レイアウト左側に設置した4か所の車両収容線に内外各6列車を用意し、計12列車を15分間で順番に走らせるというダイヤです。見学者は右手前から入場し、奥を回って左から退場という導線。

20230924_0003_16

いつもの運転会とは異なり、開催者からの「地区の子供たちに喜ばれる車輌」との要望から

1.平成~令和に走行した車両
2.根岸線または横浜駅を定期的に走行した車両、もしくは、子供向け書籍に載るような特急車
3.20m車換算10輌まで
などの制約がありました。
そこで、サークル会員諸氏が所有する車両から先ずは根岸でよく目にするタンカー列車が。

20230924_0025_16

京浜東北線は当然ですが、生憎用意していた209系を撮り損ないました。横浜線から乗り入れてくるE233系でご勘弁を。

20230924_0090_16

横浜線車両ではその前の時代に活躍していた205系も。

20230924_0010_16

横浜と言えば東海道線。今はE231系やE233系に代りましたが、その前には211系が大活躍でした。

20230924_0022_16

さらにその前は、オレンジとグリーンの113系でしたね。

20230924_0078_16

特急「踊り子」で活躍していた185系は、リバイバル塗装編成も登場しました。

20230924_0021_16

N’EXこと成田エクスプレスのE259系は、そのカラーリングから目立ちます。

20230924_0023_16

横浜では早朝と深夜にしか姿を見ることはできませんが、サンライズ出雲・瀬戸の285系も外せません。モジュールにはしっかり横浜市電が展示されています。

20230924_0042_16

神奈川県や横浜市には縁がありませんでしたが、寝台特急カシオペアの存在は大きかったと思います。

20230924_0076_16

この地では京急を外すことはできません。これが走り出すと小さな子供たちから「けーきゅう、けーきゅう!」と歓声が上がるのが流石地元ですね。

20230924_0095_16

OER3001氏には、前述の条件に合致する車両はコレくらいしかありませんでした。折しもこの当日9月24日をもって50002編成が引退となるVSE。公開運転における存在感は偉大なものでした。

20230924_0062_n16

カーブを来る姿は連接車にはたまりませんね。

20230924_0014_16

相武台前辺りの桜並木を疾走する雄姿も、もう見ることはできなくなってしまいました。

20230924_0037_16

という訳で、40人/回×15回で、合計600人の来場者に楽しんで頂いた公開運転、なんとか無事故で終えることができました。

 

 

2023年9月14日 (木)

シニアの運転会

ロマンスカー天国の他に、各氏が持ち寄られた車両たちの一部を。ロマンスカーの間を縫うように京成3200形が。

20230907_1067_16

古くからのお付き合い仲間であられるWM氏のペーパー自作。

20230907_1055_16

完成から半世紀近いのではないでしょうか、インサイドギアと縦型モーター2台による音を立てて快走していました。

20230907_1027_16

海外ものを持ち込むことが多いIK氏は、珍しく国鉄もの。赤いナンバープレートのC56 124号機牽く貨物列車を。帰宅後に調べてみればC56 124号機は篠ノ井線・明科駅付近で静態保存されていたようですが、現在はどうなっているのか? 調査に行きたくなりました。

20230907_1010_16

KT氏は京王帝都の5000系4両編成を。エンドウ製品と言うこともあって、快調に走っていました。

20230907_1094_16

今回もまた、様々な模型に触れることができ、その後はお仲間との“反省会”と称する場所に移動、アルコールを頂きながらのハイテンションの時間となってしまったことは言うまでもありません。

 

 

2023年9月12日 (火)

ロマンスカー天国

多摩川畔の模型店2階運転場、この日は“ロマンスカー天国”となりました。

先ずは先日、幌をシリコンゴム製に改良したペーパー自作、3100形NSE車を走らせます。

20230907_1004_16

自宅ではなかなか11車体連接車を存分に走らせられないので、久しぶりに爽快な気分です。

20230907_1005_16

そこに今回は、Ok氏のペーパー自作3000形SSE車2編成が加わってくれました。正面連結器カバーは着脱式なので重連も思いのままです。

20230907_1013_16

早速、レイアウト上で共演です。

20230907_1020_16

調子に乗ってこんなシーンも。NSEの背後にはSSEが2編成。

20230907_1096_n16

悦に入っているOk氏とOER3001氏を、冷ややかな目で見るお仲間の視線など全く気になりません。

20230907_1100_16

最後は“はこね”、“えのしま”、“あしがら”と3編成並べて撮影会。

20230907_1107_16

両形式ともプラスチック製品化で、入手も手軽になる時代ですが、工夫と苦労を経て自作した車両にはそれなりの価値があると思います。

20230907_1109_16

運転会後の“反省会”もまた、大いに盛り上がったことは言うまでもありません。

 

 

2023年8月29日 (火)

NHKニュースから

もう20年以上になるであろうか、昔からの親友とのご縁から参加させて頂くようになった、福島県白河市は大統寺における鉄道模型運転会。今回は8月27日朝のNHKニュース(地方版)他で取り上げられた状況から。

 

お寺の本堂で、鉄道模型を走らせるユニークな催しが福島県白河市の大統寺で開かれました。

1_20230828225701

福島県白河市にある臨済宗の大統寺では、20年以上前から、鉄道好きの住職や愛好会の仲間らとともにお寺の本堂で鉄道模型を走らせる催しを行っています。

2_20230828225701

26日は愛好会のメンバーや鉄道愛好家などおよそ30人がお寺の本堂に集まり、はじめに、住職やJR新白河駅の駅長らがテープカットをして開催を祝いました。

<OER3001氏コメント>ここでいきなりOER3001氏作の小田急4000形が登場!

5

6

参加者たちが持参した蒸気機関車や在来線などの車両をレールに並べると、レールに流れている電気を受け取って車両が走り始めました。

<OER3001氏コメント>続いてミュージックホーンを鳴らして走るロマンスカー3000形SEが登場!

7

そして、好きな鉄道模型が走る姿の写真や動画を撮ったり、機械を使って車両の進路を切り替えたりして楽しんでいました。

<OER3001氏コメント>まさかこんなシーンもカメラに収めていたとは!

8

大統寺の渡邊宗徹住職は「本堂を使っているので、おしゃか様にお許しをいただきながら、鉄道の楽しさを知っていただく場になればと思います」と話していました。

4

 

と、斯様な状況。取材に対応していても、なかなか放送を見ることはできずにいたところ、友人氏からの情報で上記URLを知って見ることができました。

 

 

2023年8月 9日 (水)

走る走る

野毛地区センターでの「小田急ワールド」は、当然のことながら車庫線の中だけではありません。

3000形SE車はミュージックホーンを鳴らして走りますが、その音量には少々不満が。「上品」ではあるもののもっと“けたたましく”音を発する他車の陰に隠れてしまいます。

20230805_0047_16

20230805_0052_16

同じ形式を名乗る現代の3000形はステンレス製通勤車。1次車のワイドドア編成が、車庫線に佇む5000形の横を通過しています。

20230806_0007_n16

5000形は、ライン状に光る前照灯・尾灯が決め手なのですが、点灯状態を撮ろうとするとどうしても流れてしまうのが残念です。

20230806_0022_16

こんな角度だと尾灯のラインが写せるのですが。

20230806_0029_16

ついつい他車の走行シーンを取り損ねてしまいました。

2023年8月 7日 (月)

小田急ワールド

野毛地区センター恒例の「夏休み!鉄道フェスタ」、コロナ禍で4年ぶりの開催となりましたが、OER3001氏はちゃっかり「小田急ワールド」を楽しんでしまいました。

最初はペーパー自作のステンレス車集合! 左から3000形、4000形、5000形と現役通勤型車両集合です。

20230805_0002_16

一方こちらはロマンスカー集合! 3000形SE車と3100形NSE車。ロマンスカーの歴史を語るのに欠かせない車両です。

20230805_0005_16

そこに今回、8車体連接の3000形SE車を、御殿場線直通のために5車体に短縮したSSE車が加わってくれました。OKさんのペーパー自作、出来立ての初運転でした。

20230805_0024_16

このSSEは何と一気に2編成製作、着脱式連結器カバーを外して密着連結器で連結した10両編成も叶うものです。

20230805_0022_16

全景を思い切りズームアップして収めてみました。

20230805_0029_16

横浜市内での公開運転会とは言え、つい自分ワールドを創って楽しんでしまいました。

 

2023年8月 3日 (木)

まもなく4年ぶりに

新型コロナ感染症なる病を知らなかった4年前までは、夏休みのイベントとしての“鉄道フェスタ”が定期的に開催されていたものでした。

20190803_0011_16

きみまろの名台詞ではありませんが、「あれから40年」ならぬ「あれから4年」ぶりに開催されることとなり、我がサークルがこれまで通り全面協力させて頂きます。

20190804_0015_16

前回2019年では、地元京浜急行が大活躍しましたっけ。赤い電車は地元の人には大人気でした。

20190803_0042_16

東急も負けていられませんが、古の青ガエルだけではちょっと・・・。

20190804_0018_16

懐かしいと言えば相鉄もこのルックで出場させていました。

20190804_0016_16

さてさて4年ぶり開催の今年は、いよいよ明後日5日からです。2023-8-1.jpg (921×1192) (nogechikusen.com)

今年は前述の通り地元忖度を抑え、小田急も多数参加の予定です。お時間のある方はどうぞ会場へ。

 

 

2023年7月14日 (金)

運転会で出会った作品

多摩川畔でのシニア運転会、今回もお仲間各氏の自慢作を目の当たりにして、エネルギーを頂くことができました。

旧友のKW氏は、実車登場後速やかに製作された183系は御年4X歳。懐かしい縦型モーターとインサイドギア駆動で快調に走りました。欲を言えば4両じゃ寂しい!

20230706_0008_16

HA氏はクモヤE995型電車を。ハイブリッド気動車の試験車両として登場後、蓄電池駆動電車システム試験車両として再改造されたもの。烏山線を走るEV-E301系の元になった車両だそうです。

20230706_0018_16

MM氏(こてはし鉄道)は北総鉄道7500形8連を走らせていました。

20230706_0019_16

東武がお好きなHK氏は1800系6連を。味のある作品でした。

20230706_0020_16

他にも目を見張るものが沢山出場したのですが、おしゃべりに夢中で撮影を失念してしまいました。

次回はどんな作品に出合えるのか、今から楽しみです。

 

 

 

より以前の記事一覧

フォト
2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

他社線ご案内

無料ブログはココログ