鉄道(小田急)

2025年2月10日 (月)

94万アクセス到達

アクセス数到達に因んだ語呂合わせ画像の掲載は暫くサボっていましたが・・・、2月8日に94万に到達していました。90とか95とかキリの良い数字ではありませんが、OER3001氏には捨てておけない数字と言うことで小田急のデハ9400を。

1972(昭和47)年1月に登場した9000形は4両編成でしたが、4+6の10両編成を実現するため翌1973(昭和48)年10月から6両編成の登場となります。その6両口の車号が、デハ9400-デハ9500-サハ9550-サハ9650-デハ9600-デハ9700とされ、新宿方先頭車が9400~を名乗ります。

開通50周年を迎えた小田急多摩線、1974(昭和49)年6月1日の祝賀列車に充当されたのは同年2月竣功の最新車両9404×6でした。

19740601_1009_12 (小田急永山)

1978(昭和53)年3月からは地下鉄千代田線直通を担い、それに伴い地下区間での非常時通り抜け対策として、4両編成のデハ9300と共に正面の手摺形状が変更されてしまいました。

19910203_170616__n14 新松田-渋沢間)

4+6+の10両編成での運用が定着して行くと、9000形6両編成の運用に出合う頻度も低下。なかなか新宿方9400の姿を収めることも少なくなってしまいました。

19940506_200913__14 (小田急多摩センター-小田急永山間)

そもそも沿線の光線状態から小田急は、小田原(西、南)方からの撮影の機会が多く、逆光気味になる新宿方の撮影頻度が少ないのです。

19951117_210808_n14 (登戸-和泉多摩川間)

しかも、10両時に中間に入ることになる9400ですが、なんとかここに掲載できる画像が見つけられた次第です。

さてさて、アクセス数が100万に到達するのはいつのことか? 

 

2025年2月 4日 (火)

1600形快走

東武亀戸駅、OER3001氏はこれまで2番線に列車が居る情景を見たことが無かったのですが、この日初めて目にすることができました。しかもいつもの8000系ではなくステンレスの10000系ではありませんか!

丁度乗車する列車が到着寸前、回送で出て行ったので離合が撮れました。

20250125_0002_15

向かった先はS氏宅での運転会。この日は小田急1600形の2+2を持っての参加です。

20250125_0012_15

こんな時代を回想しての走行です。この写真は奇数編成同士の連結で、連結した2編成共にデハが新宿向き。

1964_1653

ペーパー自作でリベット表現もした1601-1651+1652-1602の2M2Tは、クハが中間に挟まれる格好です。

20250125_0019_n16

この日はS氏はじめ総勢8名の参加。順調な走りをお見せできてホッとしました。

運転会の後は・・・、あの吉田類の酒場放浪記にも取り上げられた、エコノミーで旨い老舗焼き鳥屋へ。実に楽しい懇親会でした。

 

2025年1月17日 (金)

西武8000⇐小田急8000

昨年5月に小田急から西武に渡った8000形がこの日、武蔵丘車両検修所から南入曽車両基地まで回送されるとの情報を得て、本線を自力走行する雄姿を記録しに出掛けました。

20240114_1014_15

折角なので置き換えられる2000系と一緒に撮ろうと、小手指車両基地へ向かいました。

20240114_1016_15

8000形が小手指車両基地へ移送された直後に、同じ場所で撮っていたものですから。

20240526_0038_16_20250114220101

外観のデザイン変更は目立ちますが、細かい所にも変化が見られます。乗務員扉の手摺が改造されています。また車号が幕板部に加えて小さく側扉横の下部に。

8000_

小田急時代の手摺は、上下分離型でしたが、扉左右共に一体型にされたのですね。

8000oer

これから試運転や乗務員の習熟運転などを経て、5月から運行されるようです。その際にまた、車内を含めて変わった部分を確かめに行きたいと思います。

 

 

2024年12月24日 (火)

合間の電車撮影

冬らしい日差しの下出掛けた折、時間的制約が無いので先ずここで。廃車が進んでいる8000形、元気な姿でやって来ました。

20241220_0004_16

なんとこの日は不幸な日。朝8:10頃に発生した参宮橋-代々木八幡間での人身事故で、ロマンスカーおよび千代田線との直通運転は中止に。

そして帰路、祖師ヶ谷大蔵駅に来てみれば、その後に渋沢駅で人身事故だそうで、ロマンスカーは終日運転されない一日だったようです。

20241220_0083_16

5000形の上り急行を撮ったら、下って来た藤沢行急行は1000形。ホーム先端で2、3人がカメラ構えていましたが、何を期待していたのか?

20241220_0088_n16

OER3001氏が乗ろうとする各停がホームに滑り込もうとしている時、下る4000形急行と上る2000形各停のツーショットを。

20241220_0092_16

気付いてみれば、最大両数を誇る3000形以外の通勤車、全形式をGetとはラッキー。ロマンスカー運行は夕刻から再開されたようですが、一日に2度の人身事故とは、鉄道事業者も堪りませんよ。

 

2024年12月20日 (金)

ロマンスカーミュージアムの現況

開業から4年目に入ろうとしているロマンスカーミュージアム、12月4日(水)から2025年3月3日(月)までの予定で、企画展「まちの多摩線50年」が開催されています。

2021年4月19日に開業したロマンスカーミュージアムは、資料の収集・保管・展示・調査研究の体制や、学芸員その他職員の配置、施設・設備、年間開館日数などの観点から審査を受けて本年6月21日、博物館法で規定する神奈川県所管の「登録博物館」として登録されています。

20241214_0006_16

12月14日(土)には、学芸員による展示解説が行われました。学芸員による展示解説は2025年1月4日(土)、1月18日(土)、2月15日(土)にも予定されています。(各日14:00~14:15)

20241214_0034_16

ご縁があって、OER3001氏はこの展示に協力させて頂き、多摩線開業以来撮って来た写真を提供しています。

20241214_0033_16

歴代のロマンスカーが並ぶギャラリーの一角です。

20241214_0038_16

多摩ニュータウン開発と交通政策、新線開発の経緯、小田急の取り組みなどが、コンパクトにまとめられています。

20241214_0011_16

一方、モハ1形が停車するヒストリーシアターの一角では、OER3001氏の歴代ロマンスカー車両模型なども展示中です。

20241214_0004_16

年末年始の休日等を利用して、足を運ばれては如何でしょう。充実したひと時となることと思います。

 

2024年11月24日 (日)

軌道検測体制の見直しか

その昔、国鉄からマヤ34形(2008)を借りて軌道検測をしたことがありましたが、2003(平成15)年に自前の検測車両クヤ31を新造した小田急。

031018oer0006_n55

毎月1度(2日間)全線を走りながら軌道と架線の検測を担っていました。

20210905_2024_14

2024年度の新造5000形の内1編成が、検測装置を備えたものになると聞いていましたが、その5063×10編成が搬入されて試運転との情報を得て出掛けました。

20241119_1002_14

小田原駅の4番線に収まりました。

20241119_0020_14

そこで期せずして斯様なシーンが。「もころん号」編成が並びました。

20241119_0014_n16

OER3001氏は試運転の走行写真を撮るためではなく、細部の観察が目的でした。6号車(T・5263)の床下に、線路設備モニタリング装置の機器箱が搭載されています。

20241119_0030_16

山側(奥)のレール位置上部に何かセットされています。

20241119_0032_16

車輛端部、連結器下にもモニタリング装置が。

20241119_0033_16

屋根上では、3号車(T・5363)新宿方に測定装置が見られますがパンタグラフはありません。

20241119_1048_14(小田原方を望む)

20241119_1073_14(新宿方を望む)

9号車(M・5013)のパンタグラフは測定用を兼ねるもののようで、測定設備が屋根上に搭載されています。

20241119_1036_14(小田原方を望む)

20241119_1092_14(新宿方を望む)

当分の間は今まで通りクヤ31による検測が実施されるものと思われますが、来年度以降に変化が生じるのでしょうか。技術の進化や働き方改革で、新しい体制が構築されていくようです。

 

 

2024年11月20日 (水)

「もころん号」撮る!

好天に恵まれて出掛けた帰り道、スマホを弄っていたら「もころん号」が来る時間が近いことがわかり、急遽ここで待ちました。

20241119_1121_15

小田原方の「もころん」は制服・制帽姿なのです。

20241119_1130_15

折り返して来る上りをここで待っていました。

20241119_1139_15

新宿方の「もころん」は制服・制帽を身に付けていない素です。

20241119_1142_15

撮ろうと思うと思うように会えないキャラクター編成。この日は運良く上下とも撮れました。

 

 

2024年11月16日 (土)

FS-321形台車

住友金属 が1958(昭和33)年、小田急2220形が使用していたFS-316をベースに設計、2217+2218が履いたアルストム型の空気ばね台車がFS-321。

新百合ヶ丘駅がまだ無い時代、百合ヶ丘-柿生間の旧線でSSEと交換した前2両が2218+2217です。

19701108_0031_16_20241102182301

2218を新百合ヶ丘駅で撮っていますが、残念ながらFS-321形台車が確認できない画像です。

19820724_0019_13

そのFS-321形台車とは斯様な姿。FS-316形台車と同じ軸距2,000㎜で、揺れ枕吊受け座の幅を550㎜から710㎜に広げて有効直径550㎜のエリゴ(スミプレス)形空気ばねを装着し、ボルスターアンカーが装備された。

19840500_0109_n13

その台車を履いた写真はレイルロード刊小田急電車形式集.4より、矢崎康雄氏が1969年6月7日に撮影された写真を引用させて頂きます。

2217_19690607_4

1990年7月の出張の折、伊予鉄道古町車庫の奥でこの台車を発見! 京王からの譲受が進んでいた5000系に使用するのかと思っていたのですが、実際に使われたかどうか知りません。

19900707_0008_13

その懐かしい台車を今回、古町車庫で発見しました!!

20241022_0142_16

枕梁吊りは外され、ボルスターアンカー座も有りませんが、台車枠には「FS-321」の表示が残されていました。工場内の仮台車として今も使われていたのですね。何か嬉しくなりました。

 

2024年10月21日 (月)

企画展「Romancecar Reborn」へ

またまたロマンスカーミュージアムに行って来ました。

ロマンスカーギャラリーは夏休み期間のテーマ展示が終わったこともあり、広々となっています。

20241017_0024_n15

その奥で10月9日(水)から11月18日(月)まで、鉄道の日(10月14日)を記念したプログラム「Romancecar Reborn(ロマンスカーリボーン)」が開催されています。

20241017_0016_15

10000形HiSEや20000形RSE横の広場の一角で、斯様な展示。

20241017_0005_15

引退した鉄道車両が、地方に譲渡されて再活躍と言うのは良く知られたことですが、鉄道車両そのものではなく、鉄道車両の一部、例えば台車や空調装置、座席なども、地方鉄道で使われているのです。

20241017_0008_15

3100形NSEの屋根上に増設された冷房装置は、高松琴平電鉄で名古屋市営地下鉄から来た車両の屋根で活躍しているのです。京王帝都電鉄の名車5000系を譲受した一畑電鉄、車内クロスシートは3100形NSEのものだったのですね。

実はこの展示に、急遽OER3001氏の写真を何枚か提供させて頂きました。この企画展は11月18日(月)まで。是非お出掛けになられては如何でしょうか。

 

2024年9月25日 (水)

ロマンスカーミュージアムで展示中

小田急創始者・利光鶴丸と、小田急の“中興の祖”ともいえる安藤楢六に焦点を当てた夏休み期間の特別展示を終えた後、期間中の反響もあって、展示の一部が今年度いっぱい継続されることになりました。

エントランスからエスカレーターを下りた1階 ヒストリーシアター「モハ1」の前です。

20240922_0035n_15

正面のゾーンがほぼそのまま継続されるも、実は展示模型が増強されました。

20240922_0023_15

小田急創始者・利光鶴丸の功績が解説されたパネルの下には、 戦前の乗車券や沿線案内など共に、創業時の車両モハニ101形の模型が。

20240922_0011_15

マルーンの塗装はライティングされてもなかなか見づらいですが、101号と102号の2連が。

20240922_0012_15

左側は安藤楢六の業績に関連するパネルで、戦後復興と週末ノンストップ特急に始まり、ロマンスカーの礎を築いたことが紹介されています。

20240922_0014_15

このケース内はこれまで1600形、1910形、2300形、3000形SEが展示されていましたが、パルテノン多摩で展示されていた1700形が移動、ここに加わりました。

20240922_0015_15

1700形に加えて、2300形もロマンスカーミュージアム所蔵品に代わって、OER3001氏の作品に交代しました。

20240922_0025_15

このケース内の3000形SE車はロマンスカーミュージアム所蔵ですが、SE車までのロマンスカーは全てOER3001氏のペーパー自作です。

20240922_0027_15

来場者の合間を見てつい、正面から、右から左からと、記録写真撮影に興じてしまいました。

20240922_0028_15

永年に渡る趣味で作って来た模型ですが、なかなか並べられる機会や場所も無かったので、今回は嬉しい機会となりました。

20240922_0034_15

入館料が900円と少々高いかもしれませんが、実車の保存車両に触れることもできる価値あるものと思います。機会があれば是非ご訪問ください。

 

 

 

より以前の記事一覧

フォト
2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

他社線ご案内

無料ブログはココログ