広島を訪れた前回はいつだったろうか? 手元の画像DATAを探ってみると・・・、
2006年10月のことでした。2日間にわたり開催された“・・・・・ SOLUTION WORLD 2006 in 広島”(・・・・・ は社名)という展示会に行った序で、時間をやりくりして広電撮っていました。
今は広電のJR広島駅ビルへの延伸・線路付け替え工事が進んでいるので、この猿猴橋町(えんこうばしちょう)電停はもうすぐ無くなってしまいます。
今回はあくまで“平和祈念の旅”なので、電車は序で。とは言え、出会ったものはしっかり記録しておきます。この日の白島線の運行を担う1本は、元・京都市電の1900形でした。
広電初のVVVFインバータ制御方式を採用した連接車3800形は、市内線・宮島線の両方で元気に活躍しているようです。この塗色好きだなあ。
1999年以降は超低床車両の導入となり、この5200形は2019年から導入された最新鋭の5車体連節車。ここで「連接車」と「連節車」としたが誤字ではありません。日本産業規格(JIS)では「連節車は運用中に分離可能な連結器を使わずに、半永久的、直接的に車体同士を接続した車両全般を指す」と規定、車体間を連接台車で連結している車両を「連接車」、台車を用いないで連結している車両を「連節車」としています。
5200形は単車3両で、台車を持たない浮き車体を保持している構造なので「連節車」です。5208編成は全身ブルーのラッピング。
オレンジ色のラッピングも走っているが、良く見ればこのオレンジラッピングは、2005~08年に製造された一世代前の5100形で、5200形より座席数が2席少ないらしい。
次々に新型車両が行き交うメインストリートは楽しい。紙屋町東で広島駅に向かう5100形と交換する広島港行1000形に乗ることにしました。
1000形はグリーンムーバー・レックス(LEX:Light Excursion)の愛称を持つ3車体連節で全長18.6m、広電の全路線運行に対応します。
広島港という駅(停留所)名も以前は宇品港と言われていましたが、2001年から現在のように「広島港(宇品)」と表示されるようになりました。広島駅行「1」5100形が発車して行きました。
こちらは同じ広島行でも「5」の紙屋町を通らないルート。乗客数が少ないからなのか、3車体連節の1000形でした。
「1」ルートの1000形が来ました。このカラーは広電バスの標準色らしいです。
ここ、広島港(宇品)は車両撮影には良い場所ですね。この日は小雨も降っていたので、逆光の心配もありませんでした。横川行「7」の700形、運転士は女性ですよ。カッコイイ!
ホーム奥に停車していた802、800形の中で1983年に製造された2両だけ、他車と違うフェイスなのですね。
その後に増備された800形は、前照灯&尾灯の配列が縦から横に変わるなど、細部が少しづつ異なるようです。な、なんと、この運転士も女性。
広島では、原爆被災後の復興に、女学生を乗務員に育成し運転士として乗務させていたという事実を、『堀川恵子、小笠原信之「チンチン電車と女学生」日本評論社2005年7月(ISBN 4535584257 )』で読んでいたが、時代が変わった今も、立派な女性運転士が多く活躍していることに嬉しい思いです。
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