都電6000形保存車
ここのところ府中界隈での情報が続いていますが、今回は都電6000形。6191号が、府中市郷土の森公園に保存されています。EB10を見に行った序でに、こちらもじっくり観察して来ました。
6000形の諸元と共に、保存に至った経緯が紹介されていますが、府中市が東京都から購入したとのことです。
先ずは乗降用の階段、手摺の無い側から。塗装が剥がれ、大分痛んでいますので早急に補修したい状態ですが、方向幕は「新橋」です。
それでも折角なので、遊んでいる子供たちが映らなくなる機会を待って、側面を撮りました。
反対側の顔、方向幕は「荒川車庫」と。
車内見学用の階段と手摺がある反対側面にまわってみます。主抵抗器がありました。
「新橋」の顔方向からも撮っておきます。これで全方向からの撮影が叶いました。
下回りも観察しましたが、台車には主電動機が確認できます。下ろされていないのが幸いですが、主制御器が確認できませんでした。
ここでは車内公開は相当前から出来ない状態で、荒れ放題の車内は物置にされていました。昔の鉄道車両が残っていること自体は嬉しいですが、斯様な状態では悲しいばかりでした。
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