貸付財産票
「まん延防止等重点措置」発令中の、やむを得ない都心への外出の帰路は、混んだ電車に乗ることを避け、座席指定料金410円を支払うことにしました。
座席はいつものようにスマホで1号車5D席を購入。ホームで到着を待つ間に斯様な撮影をしていたら・・・。
1・2番ホーム先端の柱にこんな表示が!
「貸付財産票」、京王線新宿駅の乗降場として2,124平方メートルが、昭和63年3月8日以来東日本旅客鉄道から貸し付けられていたということを示す内容です。
なるほど、思えばあの戦争で東京が壊滅的被害を受けたとき、それまで“甲州街道上を進んで来た京王線”はと言うより、京王線の始点は国鉄を越えて新宿御苑手前の追分だったのを、急遽国鉄駅隣の小田急駅の西側に設けたのがことの起こりだったと言うことを思い出しました。京王の用地では無くずっと国鉄から貸し付けられていたのですね。
そこで今は、5000系を迎えます。
橋本行き“京王ライナー35号”となるこれで、密を避けてのゆったり帰宅でした。
すっかり快適な座席指定列車まで走るようになった京王線、OER3001氏には地上駅時代の板張りホームから、14m小型車に乗った頃の想い出が蘇ってきました。
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