品川へ
渋谷、新宿と大工事が行われている中、品川も負けてはいません。ちょっと来ない間に、なかなか凄いことになっていたのですね。
その話題はまた別の機会にと言うことで、今回は高輪へ。とは言ってもこの新高輪プリンスホテルは関係ありません。ここを右に見つつ、左へ行きます。
目的地はこの建物。さほど大きくはありませんが何か風格を感じます。
「MUSEUM OF LOGISTICS」直訳すれば物流博物館。斯様な存在をつい最近まで知りませんでした。
訪れた目的はこれ。SNSで開催を知り、思い立って出掛けることにした次第です。
残念ながらその企画展は撮影禁止なので、入手した図録(500円)他から展示内容の一部を紹介しましょう。まず注視してしまったのがこの光景。1/30の模型が良くできていて素晴らしかったこと。貨車の積み荷まで作られていました。
明治時代の構内配線図など、見ていて飽きませんでした。
貨物輸送がコンテナになろうとする時代、あのチキ5000形に積むコンテナの素材は、鋼鉄、アルミ、木台で試作していたのです。
汐留駅が閉鎖される前年の写真。今は駅舎が復元されていますが、この時はその影もカタチもありません。
築地市場に門司からの鮮魚列車が直行していたことなど、どれも懐かしく見入ってしまいました。
代わって常設展示場は撮影OK。入るとすぐ、1/80の鉄道模型他で解説が。
貨物ターミナルのジオラマが楽しい。鉄道はNゲージですが、コンテナを牽いたDLが前後していました。
鉄道貨物ターミナルの横はトラックターミナルにはトラックが出入りしています。その奥はコンテナターミナル。コンテナ船の積み下ろしが見られます。その奥は空港。航空貨物の取り扱いが展開されています。
この博物館、なんとシニアの入場料は100円。公益財団法人 利用運送振興会なる法人が営んでいたのです。企画展は1月21日までです。年末年始は休館が続きますが、都合を付けて見学されては如何でしょうか。
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