小田急の変電所(3)
「小田急の変電所(3)」はいつのことになるか? と記したのは1月13日のことでしたが、早くも「3」です。
この日、「もころん号」が唐木田車庫に数時間居るようなダイヤだったので行ってみました。組織上は喜多見検車区唐木田出張所だそうですが、道路からの入り口に掲げられている表札は「唐木田車庫」。屋根のある「庫」はありませんが「車庫」です。
「もころん号」が午後の陽射しを受けて休んでいました。
その唐木田車庫の全景がこれ。多摩線唐木田駅の先に拡がる敷地面積43,271㎡に留置線10線、洗浄線1線、列車検査線2線、引き上げ線1線を擁し、176両の収容能力だということです。
この車庫の手前にある建屋他が、出力6,000kWを担う唐木田変電所のようです。変電所の表札は、車庫用地に入れば確認できるのかも知れませんが、外部からは確認できません。付近に東京電力の高圧鉄塔は見当たりません。
変電所前には給電のための鉄塔が建っています。
変電設備と給電鉄塔の位置関係はこんな状況ですが、給電鉄塔へのケーブルは地下から上がっています。
線路を跨ぐビームの矢印部分に給電しています。
ズームアップしてみると・・・、左から①百合丘-唐木田下り線、②百合丘-唐木田上り線、③唐木田構内、を示すプレートが掲げられています。
このビームの彼方に、先の「もころん号」も確認できました。
「もころん号」の唐木田車庫停泊を確認しに行った序でに実現した「小田急の変電所(3)」でした。
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