鉄道模型(国鉄・JR)

2023年10月22日 (日)

第21回鉄道模型関東合同運転会 in 埼玉けんかつ

正式な表記はタイトルの通りですが、「関東合運」と呼んでいるイベントです。

OER3001氏の本年は、「小田急の昭和30年代と今」と勝手にテーマを定めての参加でした。とは言え最初は、友人が懐かしい天賞堂製の軽量客車編成を持って行くというので、その時代に発売されていたDF50で牽引させて頂きました。

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昭和30年代のと言えば先ずは1957(昭和32)年に華々しくデビューしたロマンスカー3000形SE車でしょう。

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今回もミュージックホーン高らかに、と言いたいところですが広い会場では控えめにしか聞こえないのが少々残念です。

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翌年1958(昭和33)年には4両固定編成でWN駆動としたカルダン車2220形が登場します。小田原方2両目に設けられたトイレが珍しく、小学校の帰りに乗り合わせると用も無いのにトイレに入ったものでした。

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踏切で電車を眺めることも多かった当時はまだ吊り掛け車が多く、カルダン車が来るとかん高いモーター音と軽快な通過音で判ったものです。

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1960(昭和35)年になるとハイエコノミカルカーと銘打って、2400形HE車が登場しました。2灯並列になったヘッドライトと両開き扉というのが新時代を感じさせました。

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踏切を通過するのを見ていた小学生のOER3001氏にも、クハとデハの車輪径が異なるのは判りました。遊んでいた根津山(現・世田谷区立羽根木公園)から遠くを行くHE車を眺めて、先頭車と中間車の車長が随分違うのだなと驚いたことを覚えています。

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「今」編は千代田線へ乗り入れる4000形10両編成。

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そして最新の5000形10両編成。

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ペーパー自作の車両を中心に準備日含めての3日間、存分に走らせることができました。

 

2023年10月20日 (金)

関西私鉄を愉しむ

9月下旬に埼玉の友人別宅で開催された“田舎運転会”。久しぶりの関西遠征から戻ったOER3001氏は、関西私鉄車両を持っての参加となりました。

テレビカーと称して活躍した京阪3000系は1976年のペーパー自作。京都方Tc3500の屋根上に取り付けられた2組のTVアンテナは、0.5φ真鍮線をハンダ付けして作りましたっけ。

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当時、京阪の終点は京阪三条。今は地下化、延長されて出町柳まで。京阪の資本が投入された叡山電鉄デオ810形を製作することになったのは、京阪から叡電に出向されていたK氏のご案内で、修学院車庫を見学させて頂いたご縁からでした。貴船・鞍馬の山をイメージしたと、コバルトブルーの帯色を纏った813+814号車を1998年にペーパー自作。

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久しぶりに走らせたのは、初めて真鍮バラキットというものを組んだ近鉄12000系(1982年製作)と12200系(1983年製作)。近年になってチッブLEDで前照灯点灯化しました。

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合わせてAH氏の遺品として頂いたカツミ製の30000系ビスタ、残念ながら連結器の違いから併結運転は叶いません。

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偶然にもWK氏は京都模型製の阪急6300系を持ち込まれました。当時は4両だった筈の模型でしたが、近年ヤフオクで中間車を増備。LEDで前照灯点灯化していました。

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この地に近い東武鉄道の吊り掛け車7800系(KJ氏)や真鍮キットを組んだ急行型気動車(WK氏)も加わり、ここのオーナーのアメリカ蒸機貨物列車も交え、優雅なひと時を楽しませて頂きました。

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この機会を設定していただいたオーナー様に、改めて感謝申し上げます。

 

2023年10月 4日 (水)

磯子まつり公開運転

横浜市磯子区で開催される磯子まつりは今年で47回目だそうで、9月24日(日)に開催されました。

OER3001氏らのサークルは、磯子地区センターからの要請を受けて、公開運転を実施しました。開場は地区センター隣のケアセンター内。

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“いそごふれあいフェスティバル”と装飾された入り口。

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その横で、鉄道模型展示場への入場整理券が配布されています。見学者は15分ごとに入れ替えをすることとし、各解40枚(人)の整理券を配布します。

Photo_20230926105201                                          写真:コンテツさま撮影

毎回、入場整理券を受けた方々が展示室前に並んでいます。20230924_0001_16

1回あたりの見学者40名は、ゆとりある状況で見学できます。

レイアウト左側に設置した4か所の車両収容線に内外各6列車を用意し、計12列車を15分間で順番に走らせるというダイヤです。見学者は右手前から入場し、奥を回って左から退場という導線。

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いつもの運転会とは異なり、開催者からの「地区の子供たちに喜ばれる車輌」との要望から

1.平成~令和に走行した車両
2.根岸線または横浜駅を定期的に走行した車両、もしくは、子供向け書籍に載るような特急車
3.20m車換算10輌まで
などの制約がありました。
そこで、サークル会員諸氏が所有する車両から先ずは根岸でよく目にするタンカー列車が。

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京浜東北線は当然ですが、生憎用意していた209系を撮り損ないました。横浜線から乗り入れてくるE233系でご勘弁を。

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横浜線車両ではその前の時代に活躍していた205系も。

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横浜と言えば東海道線。今はE231系やE233系に代りましたが、その前には211系が大活躍でした。

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さらにその前は、オレンジとグリーンの113系でしたね。

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特急「踊り子」で活躍していた185系は、リバイバル塗装編成も登場しました。

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N’EXこと成田エクスプレスのE259系は、そのカラーリングから目立ちます。

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横浜では早朝と深夜にしか姿を見ることはできませんが、サンライズ出雲・瀬戸の285系も外せません。モジュールにはしっかり横浜市電が展示されています。

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神奈川県や横浜市には縁がありませんでしたが、寝台特急カシオペアの存在は大きかったと思います。

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この地では京急を外すことはできません。これが走り出すと小さな子供たちから「けーきゅう、けーきゅう!」と歓声が上がるのが流石地元ですね。

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OER3001氏には、前述の条件に合致する車両はコレくらいしかありませんでした。折しもこの当日9月24日をもって50002編成が引退となるVSE。公開運転における存在感は偉大なものでした。

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カーブを来る姿は連接車にはたまりませんね。

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相武台前辺りの桜並木を疾走する雄姿も、もう見ることはできなくなってしまいました。

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という訳で、40人/回×15回で、合計600人の来場者に楽しんで頂いた公開運転、なんとか無事故で終えることができました。

 

 

2023年9月14日 (木)

シニアの運転会

ロマンスカー天国の他に、各氏が持ち寄られた車両たちの一部を。ロマンスカーの間を縫うように京成3200形が。

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古くからのお付き合い仲間であられるWM氏のペーパー自作。

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完成から半世紀近いのではないでしょうか、インサイドギアと縦型モーター2台による音を立てて快走していました。

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海外ものを持ち込むことが多いIK氏は、珍しく国鉄もの。赤いナンバープレートのC56 124号機牽く貨物列車を。帰宅後に調べてみればC56 124号機は篠ノ井線・明科駅付近で静態保存されていたようですが、現在はどうなっているのか? 調査に行きたくなりました。

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KT氏は京王帝都の5000系4両編成を。エンドウ製品と言うこともあって、快調に走っていました。

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今回もまた、様々な模型に触れることができ、その後はお仲間との“反省会”と称する場所に移動、アルコールを頂きながらのハイテンションの時間となってしまったことは言うまでもありません。

 

 

2023年7月14日 (金)

運転会で出会った作品

多摩川畔でのシニア運転会、今回もお仲間各氏の自慢作を目の当たりにして、エネルギーを頂くことができました。

旧友のKW氏は、実車登場後速やかに製作された183系は御年4X歳。懐かしい縦型モーターとインサイドギア駆動で快調に走りました。欲を言えば4両じゃ寂しい!

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HA氏はクモヤE995型電車を。ハイブリッド気動車の試験車両として登場後、蓄電池駆動電車システム試験車両として再改造されたもの。烏山線を走るEV-E301系の元になった車両だそうです。

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MM氏(こてはし鉄道)は北総鉄道7500形8連を走らせていました。

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東武がお好きなHK氏は1800系6連を。味のある作品でした。

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他にも目を見張るものが沢山出場したのですが、おしゃべりに夢中で撮影を失念してしまいました。

次回はどんな作品に出合えるのか、今から楽しみです。

 

 

 

2023年6月 8日 (木)

刺激を頂いた作品

今月のシニアの運転会でも、多くの刺激を頂くことができました。生憎写真を撮り忘れた車両も少なくないのですが・・・

こてはし鉄道さまのペーパー自作車両には乗客がいっぱい。これだけ多くの人形を取り揃えるのは、手間も費用も大変なことでしょうね。

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KWさまのペーパー自作・小湊鉄道キハ200は、OER3001氏らと競作したもの。こちらはキハ202、OER3001氏は204と214を作っていました。

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同じくKWさんはキハ22 243を。側面片側だけ自作サボが掲げられていましたが、こちら側は?

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懐かしい73系3連。嘗ての鶴見線かと思ったら横浜線だそうで。HAさんのペーパー自作。2段上昇窓の表現が見事でした。

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クモハを先頭にした方からも撮っておきました。

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極めつけは近鉄「ひのとり」、急遽お越しいただいたNSさんが、終盤にこれを抱えて飛び入りでした。いや~素晴らしい。でも、先頭部の灯具は点灯しないのだとか、残念!

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各位それぞれ工夫されて作られた自作車両の数々に出合える運転会は、何よりの「学校」です。今回も多くの刺激を頂くことができ、さらに会場を移して補講(笑)まで。

 

2023年5月27日 (土)

軌道試験

“グランシップ・トレインフェスタ 2023”の開場前には念入りな軌道試験が実施されました。

これに用いられた車両は、一見して国鉄のクモヤ93形。1960年に東海道本線・島田-藤枝間で175㎞/hという、当時の狭軌世界最高速度記録を樹立した車両に見えますが・・・、

実はスケールそのものではなく、ペーパー自作の台車にはドロップのDT16、低重心で車体傾斜装置を仕組んでおり、2022年のJAMスピードコンテストでは実車換算1,2080.89㎞/hを出しています。

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始めは低速走行でエンドレスを一周、徐々に速度を上げて行きます。これが快走できれば軌道には問題無しと判断です。目前を高速で通過する姿を捉えるのは容易ではありませんが、何とか数コマは捉えられたようです。

 

2023年5月19日 (金)

今年も開催

いよいよ今年も明日20日(土)から21(日)の2日間、グランシップトレインフェスタが開催されます。

設営準備のためOER3001氏は、今日19日(金)から現地入りです。昨年同様に大ホール入り口近くで展開します。(以下4画像は昨年のもの)

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静岡ですから開催地に忖度し、今年も地元・静岡鉄道の車両を走らせなければなりません。

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駿府ばかりではなく遠州にも気遣いします。

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地元の私鉄は2両編成ですが、広~い会場ですから長い編成は存在感があります。往年の東海道線スター・151系特急「こだま」12両編成は今年も登場でしょう。

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地元への忖度ばかりではなく今年はやりますよ、“ODAKYU in Shizuoka”を。10両編成の5000Ⅱ形が走り回る姿が楽しみです。

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ということで、今年2023年の模様は後日、数回にわたり報告させて頂くことを予定しています。と言うことで、頂いたコメントへのレスポンスが滞ることをご理解賜りたく。

そしてもう一つの楽しみ、それは仲間との“宴会”です。皆さまよろしくお願いします。

 

2022年11月 7日 (月)

左沢線1/80、1/1

4年ぶりに行って来ました、山形での運転会。

今回最大の目標が、運転会を利用しての左沢線キハ101系、実車と模型のツーショット、やっと念願を叶えることができました。

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何度か訪れていた場所だけに、何とか光線状態の良い環境で、概ね1時間に1本のダイヤに合わせて準備したワンショット。もう少し模型をこちらに向けた方が良かったようですが、これで良しとしましょう。 既に白い山頂になった月山を背景に入れたかったのですが、角度的に無理でした。 

 

2022年11月 5日 (土)

山形へ

4年ぶりになるでしょうか、本日より東北の名門「はつかりクラブ」山形支部での運転会にお邪魔します。

会場は最上川畔の保養施設。すぐ隣は左沢線の線路で、朝飯前には橋梁での撮影も計画。

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そして会場では、そのキハ101系の手作り模型を走らせることでしょう。

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残念ながらこの間に亡くなられた方も複数居られ、寂しい限りですが故人を偲び、みんなで語り合うのも楽しみです。

 

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