合同運転会は、走らせて楽しむのは勿論ですが、他の人の作品に出合えることも喜びの一つです。今回はN村さんの作品にから多くの刺激を頂くことができました。
ときわレール倶楽部のレイアウトに並べらた常磐線のステンレス電車、この3編成はどれもペーパー自作です。
近年パーツも高騰している中、床下機器もその殆どが角材と紙片他の材料を駆使した自作。制御関係機器は実に見事なものです。
交直流電車の集電関連機器は、パーツを買おうとすれば、ほぼ樋口一葉さんが飛んで行くという状況なので、創意工夫を重ねて自作されています。
この車両の屋根上も同様です。
このように、創意工夫を重ねて自作する鉄道模型こそ、OER3001氏には良い刺激、お手本になるのです。
そうして完成した3編成、たっぷりと拝見させて頂きました。N村さんありがとうございました。
コロナで開催が見送られていた「第20回 鉄道模型関東合同運転会in埼玉けんかつ」は、3年ぶりの開催となりました。自分たちで好きなように楽しめる非公開の運転会はサイコーです。「二十歳の頃」という企画テーマに合わせ、昭和に活躍した車両を持っての参加としました。
先ずは小田急3000形SE車。ミュージックホーンも高らかに快走します。
下北沢を思い出す町並みを行きます。
子供の頃、踏切を通過する電車を見るのは楽しかったなぁ。
こんな踏切は何処にでもあったけど、高架化や立体化でどんどん消えてしまいました。
線路脇の桜と言えば、玉川学園前か相武台前付近か。玉川学園の桜はだいぶ伐採されてしまいました。
伊勢原を過ぎれば、丹沢の山々を背景に、水田が広がっていました。
大根(現・東海大学前)を過ぎ、トンネル(秦野隧道)を抜けたら、広々とした築堤を行きます。
今回から登場した築堤モジュールは良い撮影ポイントになりました。
ということで、モジュールレイアウトならではの走行を堪能させて頂きました。流し撮りにもチャレンジ。
お陰様で鬱憤晴らしができました。サークルの皆さま、ありがとうございました。最後に実車が活躍していた頃の姿を。
東北沢駅、2600形NHEを退避させて通過して行きました。
TOMIXが1/80で183系500、1500番台ディーゼルカー(N183系)を製品化するとの発表がありました。実はこれ、結構好きな車両だったのです。
時は36年前の1986(昭和61)年12月3日のこと、苫小牧と海岸線、支笏湖を眺めつつ、羽田からのB747は千歳空港への着陸態勢に移行していました。
この当時の千歳空港は、今の新千歳空港の西側にあり、今は自衛隊の千歳飛行場となっているところ。札幌市内に向かうほとんどの乗客は、高速道路を通る北海道中央バスを利用していましたが、OER3001氏は、ターミナルビルからちょっと歩いて、国鉄が1980(昭和55)年に設けた千歳空港駅へ向かっていました。
新千歳空港開設後は、南千歳と名を改めたこの駅から、この日に初めて、新製直後のN183系に乗ったようです。
先頭の1号車、2列目の座席を得ることができました。キハ183-1507だったのですね。
札幌到着後、降りた5番ホームからしっかり撮っていました。
さらに積もった雪に足を取られないよう注意しつつ、6番ホームに移動してまた撮っていました。この時「北斗」が「おおぞら」に変わっていたとは、プリントを見るまで気付きませんでした。
このカラーリング、東武の6050系にも通じる心地よいカラーだと思っていました。
側面、台車など、仕事に向かう前にしっかり撮影していたようです。
この後、札幌の自社オフィスに向かったことは間違いありませんが、183系に乗れたことは相当刺激になっていたことは確かです。
さてさて、TOMIX製品が市場に出て来たとき、どうしましょうか?
運転会でお仲間がペーパー自作された車両を見ると、大いに刺激を頂けます。
今回は先ず東武のDRC。K田さまの作品で、全体の印象もバランス良く纏められています。
屋根上配管なども要領良く綺麗に作られていました。縦型モーターとインサイドギア駆動を編成中2両に装備、軽快に走り回っていました。
K田さんは続いて1700系特急車も。これにも惹き付けられてしまいました。
運転室の中に目が止まりました。O谷さんの作品を初めて見ることが出来ました。
方向幕、サボなどは全てパソコンで作られたとのことですが、プリント仕上げも見事です。
183系「あずさ」の9両編成も、編成中2両に縦型モーター&インサイドギアという動力で、これまた軽快な走りを披露してくれました。
さらにO谷さんは、キハ81も。独特な前頭部もペーパーだそうで、綺麗な塗装でお見事な作品でした。
こういった作例に接すると、胸騒ぎが。
とは言っても、決して同じ形式を作ろうとは思いませんが。
東京は小田急線沿線で生まれ育ったOER3001氏にとっては、何の思い入れも馴染みも無い車両ですが・・・。
私鉄との熾烈な競争を余儀なくされた国鉄が、阪神間の急行用として登場させた流電ことモハ52の一族。既にこのブログで紹介済ですが、OER3001氏が製作する切っ掛けとなったのは古い歌川模型の型紙でした。
末期の飯田線の姿は多くの友人が製作済。この流電に相応しいのはやっぱり登場時の塗装ということから、それを目指しましたが、スカートは模型的には運転に不利故不要。
そいで思い切って「タイプ」にすることとして、編成はサロハ66、サハ48を挟んだ戦前の4両とするも、中間車含めて全車張り上げ屋根とし、サッシは塗り分けると粗が目立つのでマルーンのままに。
あくまでも資源の有効活用と、昭和の香りを漂わせた模型ということで完成させたもの。 それでも運転会で走らせれば、誰もが「流電」と言ってくれます。
それでも運転会で走らせれば、誰もが「流電」と言ってくれます。 エンドウV-19縦型モーター、ウォーム1段減速インサイドギア駆動を2両のクモハ52に装備しているので、ここの勾配も全く苦にせず走ってくれました。
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