鉄道(国鉄・JR)

2023年9月22日 (金)

「ひかり」は西へ

そんなコピーがあったことを思い出しながら、久しぶりに「ひかり」に乗ります。

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高校の修学旅行で降りた姫路で下車です。

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姫路と言えばほとんどの人は世界遺産である姫路城、白鷺城とも言われる白い外観を思い浮かべるでしょう。その姿は姫路駅の改札を出ればすぐ見ることができます。

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OER3001氏には城見学予定は無く、駅コンコースの模型で済ませます(笑)。

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目指すところはこちら。改札は百貨店が入るターミナルビルの2階。

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小田急、京王、東急、西武、東武など、東京の大手私鉄にもターミナルビルから発着する姿がありましたが、近年地下化されたり通り抜けスタイルになるなど、“正当ターミナル”の姿が無くなりつつあるようですが、こちらは堂々としたものです。

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改札を抜ければ4線の櫛形プラットホーム。OER3001氏が好きなカタチの電車が停まっていました。

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その内の1本が発車して行きましたが、3両編成というのも模型的で好感が持てます。

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ところが、乗車予定していた特急はなんと、6両編成の他社車両です。

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しかも、こんなプレートが掲げられているではないですか!

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側面に目をやれば、窓ガラスにも。

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「あれ」ですか、「A.R.E.」(Aim! Respect! Empower!)だそうです。

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車内にもこれが。まあ時期が時期だけに、これも良い記録だとしましょう。

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そんな電車で山陽路を楽しませて頂き、車窓に広がる瀬戸内海を眺めます。

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天気にも恵まれ、明石海峡大橋や須磨辺りからの眺めは気持ち良いものでした。

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地下に潜った新開地で阪神車にさようなら。阪急車に乗換えようとすれば車番が1000ぴったり。SDGsトレインだそうです。

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久しぶりの関西訪問。先ずは山陽路の「乗り鉄」から始まりました。

 

 

2023年9月 8日 (金)

烏山線今昔

宇都宮ライトレールを満喫した後は100周年を迎えたJR烏山線へ。

目的は滝。駅名はただの「滝」、近くの「龍門の滝」を目指します。

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目的の場所は立ち入り禁止になってしまって残念でしたが、妥協した場所で暑い暑い最中に列車を待ち、漸くEV-E301系を捉えました。

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14年前の2009年はキハ40でした。この場所まで行かれれば列車の左側ももっと収められたのに。

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滝を撮った後は、EV-E301系が充電する烏山駅へ。

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ディーゼル車だった2009年には、左側にも線路とホームがあったのに。

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先頭のEV-E301の停車位置だけ鋼体架線が設けられて、停車すると発車時刻までパンタを上げて充電します。

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駅舎も奇麗に建て替えられていました。

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2009年には味のある少々大きな駅だったのに・・・。モニュメントになっていた腕木信号機だけは元の位置に残っていました。

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充電を終えると宝積寺を目指して折り返します。

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2009年の画像と比較すると、ホーム上屋も造り替えたようですね。

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気動車から「ACCUM」(アキュム)の愛称を持つ蓄電池駆動電車になって9年目なのですね。省エネ、近代化は成されましたが駅は簡素に。それでも廃止などという話題が起こらないよう、長く活躍して欲しいものです。

 

2023年7月28日 (金)

土用丑の日の前に

鰻の季節なのですね、この時期は。

この日、鰻を食すことを目的に、先ずはこれに乗って茅ケ崎に向かいました。

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で、茅ケ崎から乗った列車は熱海まで。熱海からはJR東海の列車に乗りましたが、この間の写真は全て無し。撮ったのは伊豆箱根鉄道、乗って来た列車を見送ります。

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たった一駅、三島広小路で降ります。

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向かった先は源兵衛橋袂の創業安政三年(1856年)と言うこの店、167年の歴史なのです。

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桜家です。排気口から鰻を焼く煙が漂います。

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11時19分に得た整理券番号は36。店横を流れる源兵衛川の涼を感じつつ、呼ばれるのを待ちます。

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待っている間に踏切警報機の音。急いでカメラを向けたら・・・、側扉開けたまま走るのかと思うようなデザインにビックリ!

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20分ほどで店内に入ることができ、これが運ばれてきたのが12時3分、まずまずの待ち時間でした。

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久しぶりに食べたかったここの味に食らいつけたのが12時5分、何という香り、何という風味。柔らかく蒸され、じっくり焼き上げられたこの味は何年ぶりでしょう。

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大いに満足だった食後は、源兵衛川畔を散策します。

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楽寿園内の小浜池から流れる清らかな流れ、地域の子供たちが遊んでいる光景は実に微笑ましいものです。

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良くできた彫刻かと思ったら、ホンモノの鴨も休んでいました。

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源兵衛川を楽しみつつ三島駅へ戻ります。

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暫し冷たい飲み物で涼を取った後、向かった先は沼津。

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東海道線熱海行を見送り・・・

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乗るのは御殿場線国府津行き。

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鰻重を楽しんだ後はローカル線の車窓を楽しんでの帰宅となりました。

 

 

2023年7月18日 (火)

四ツ谷で愉しむ

蒸し暑いながらも雨予報が無いこの日、いくつかの目的で都心に出向きました。最初は四ツ谷。我が家から四ツ谷に直行するならJR中央線を利用するのが一般的ですが、都内数か所を回るには東京メトロの一日乗車券がお得なので丸の内線で向かいます。

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赤坂方面改札口を出て、JRを跨ぐ四谷見附橋を眺めます。

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この四谷見附橋は新宿通りの拡幅に伴い1991(平成3)年に完成したもので、1913(大正2)年完成のそれまでの橋は1993(平成5)年、多摩ニュータウン・長池公園(八王子市)に移築され、1968(昭和43)年まで運行されていた都電のレールとともに当時を伝えてくれています。

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四ツ谷での目的はこれ。

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この方の作品を鑑賞するためでしたが、残念ながらご本人にお目に掛かることはできませんでした。

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それでも他の方を含めて、鋭い視点と見事な描写の作品の数々を愉しませて頂いた後は、四ツ谷駅周囲を散策します。

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市ヶ谷方で快速線と緩行線の位置が入れ替わるので、緩行線は上り勾配です。小学生の頃、緩行線の先頭車クモハ60(だったと思う)の乗務員室背後の座席に座って前を眺めていたら、上り勾配にかかって発車する当方を、同時発車の東京行快速の101系がどんどん加速して先に行ってしまったことを思い出します。

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それしても四ツ谷駅にはセーラー服のお嬢さんが似合います。ちょうどこの時も女子校御三家の一つ、FB学園の生徒が一人!

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再び四谷見附橋にまわって赤坂方面を。JRと丸の内線は複雑な位置で交差しています。新宿方面に向かうJRは向こうに走るのに、丸の内線は右手前方向に進むのですから。

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ここから望む赤坂の高層ビルも、以前とはだいぶ変化したようです。

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これらを確認した後、再び丸の内線に。

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都心へ出ると交通費を有効に使いたいと考える世代になりました。さてこの後は・・・。

 

 

2023年7月16日 (日)

変わる大井町

所用で出掛けた折、大井町駅の周辺で楽しみました。曇天のお陰で駅南の歩道橋から撮影できます。

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何本か待っていたら、漸く東海道と京浜東北が並走して来てくれましたがタイミングはイマイチ。

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ここで撮り続けるつもりもなく、東急大井町線側のイトーヨーカドーが入る「K-1ビル」屋上に上がってみました。阪急大井町ガーデン、アワーズイン阪急などのビル群と共に広場が見下ろせます。

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が、目的はこの反対側でした。山の手線の235系ばかりが並ぶ車庫の西側では再開発工事が進められています。「御料車庫」が解体されるとニュースが飛んでいるのはこの左方ですが、それとは別に〇で囲んだ部分に目が止まります。

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ズームしてみると209系のクハ。何のためかは知りませんが、1両だけ保管されていたのですね。

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画面手前の場所では、2011年にはこんな仕事で何度か訪問していた場所ですが、面影はすっかりなくなってしまいました。

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品川、高輪方面が望めるこの地ですが、再開発によって景観もだいぶ変わるのでしょうね。

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いや、それにしても国鉄。いやJR東日本。広大な土地資産を擁していますね。車庫の上に人工地盤を造って高層ビルをなどと考えているのでしょうか?

 

 

2023年7月12日 (水)

76万アクセス到達記念にクハ76を

モハメイドペーパーの何が出てくるか」では良く、累計アクセス数に因んだ画像をアップされますが、当ブログも昨日夕刻、76万アクセスに達成したので、これに因んでクハ76の画像を取り上げたく思います。

クハ76と言えば横須賀線ですが、手元にあった写真で一番古いのは1966(昭和41)年6月、新宿駅に停車する中央線のクハ76057でした。今は新宿グランドターミナルの実現に向けた再開発工事で解体途上の小田急百貨店ビルが、この時は未だ建設中だったようです。

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同じ年の8月、301系の試乗・見学会で三鷹電車区を訪れた時、クハ76他を撮っているのですが、同じ車両でしょうか? 車号が確認できず残念です。

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70系唯一のカラー撮影がありました。1967(昭和42)年9月、東京駅です。これこそ、横須賀線用として誕生した70系の“正しい姿”かと。正面窓も木枠のママ。背後のビルには確かJAL日本航空が入っていましたっけ。仕事で当時は日本航空社員でもあり、「炎熱商人」や「スチュワーデス物語」などで人気だった作家・深田祐介さんのインタビューに行ったこともありました。有楽町方にあった都庁も見えます。

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いやはや、ちょっと70系・クハ76の画像を探したら、懐かしい記憶が蘇って来ます。

気ままに発信する拙ブログをご覧いただいた方々にお礼申し上げますとともに、これからもよろしくお願い申し上げます。

 

2023年6月 2日 (金)

HYBARI

午前中の用事が想定より早く終わり、南武線→京浜東北線で約束の目的地に行くには十分なゆとりが発生。急遽、南武支線→鶴見線経由のルートを楽しみました。

鶴見で京浜東北線を待っていると、知ってはいたが見たことのないこれが!

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急遽、そのまま京浜東北線に乗ることを止め、急いで鶴見線ホームへ。水素ハイブリッド電車「HYBARI」FV-E991系の試運転に遭遇できました。

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鶴見駅の折り返し時間は、幸い定期列車が入線して来ることも無く、比較的ゆっくり撮影ができました。

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停車時間は7分程だったでしょうか。一応側面の観察、撮影が叶った後、折り返して行きました。

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何ともラッキーなひと時でした。

 

2023年5月25日 (木)

思いがけない収穫

今年も“グランシップ・トレインフェスタ 2023”に参加していましたが、肝心な模型の報告は別として、今回は思いがけない収穫のご報告を。

開催初日の5月20日は、前日の雨も上がり日が差して来ましたので、10階まで行ってみました。富士山はまだ雲の中で見ることはできませんでしたが、東海道線を越えて来た静鉄を捉えることができました。

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撮った時には「なんだか妙な色にラッピングされているな」くらいにしか思わなかったのですが、拡大してみたら将軍が!

そうか、NHK大河ドラマ“どうする家康!”をラッピングした1000形だったのですね。

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何とか新幹線と静鉄が一緒に撮れないかと、暫く待っていたら・・・、撮れました!! グリーンのA3000形とのツーショットが。

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この時はそれだけで満足でしたが、アップしてみたら何だか妙なのが停車していたではないですか。

赤丸で囲った部分、EF65に牽引された赤い車両は東京メトロ丸の内線・2000系の新車。後部の顔は緑色の何かで覆われているようです。

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こんな偶然を撮っていながらそれには気付かず、この後は1階大ホールで模型運転に興じていた次第です。

 

2023年4月25日 (火)

紀勢本線の旅

紀勢本線は、関西本線亀山駅から紀伊半島を一周し、和歌山市に至る全長384.2kmの路線。紆余曲折を経て全通は1959(昭和34)年7月15日と、比較的新しい路線。路線名に「本線」が付く幹線ながら、非電化区間、単線区間もあり、半島南部の新宮-白浜間は1日2000人以下の輸送密度であるとして、廃線も視野に関係自治体との議論が進む可能性があると報じられているようです。

その紀勢本線の旅は今回が初めて。新大阪発の特急「くろしお」で紀勢本線に入ったのは和歌山駅なので、正確には紀勢本線の和歌山-和歌山市間3.3kmは未乗車となります。

白浜での観光を終え、再び紀勢本線に乗ります。

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白浜駅停車場中心は275K360Mであると、プラットホーム側壁に表示されていました。

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歴史を感じる古レール製のホーム上屋、形状が独特で風格を感じます。

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この日も何やら途中であったようで、4分ほど遅れてパンダ編成の「くろしお1号」 が到着です。

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本州最南端の紀伊半島、その風景を楽しみます。

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車窓には気持ち良い風景が続きます。

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日本の捕鯨発祥の地にある太地町の太地駅を通過、一日平均乗車人員は100人に満たないということです。

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「くろしお1号」はJR西日本とJR東海の接続駅である新宮まで行きますが、紀伊勝浦で下車。パンダを見送りました。

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紀伊勝浦駅には驚かされました。期待していた売店も無い! あるのは観光案内所だけ。みどりの窓口は2019年に営業終了し、一日平均乗客数は300人台だというのだから無理もないのか?? いやそれにしても観光客の一人としては誠に困りました。

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跨線橋は2006年に那智神社をイメージしたものになったと言うが・・・。

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不満を抱えつつ、ここ始発の特急「南紀6号」に乗ります。

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新型のハイブリッド気動車HC85系への置き換えが進む中、キハ85系に乗車しておくことも今回の目的。この貫通部も見納めになりますね。

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新宮を出て鵜殿を過ぎると車窓には、熊野市までの約22kmの海岸線、七里御浜が展開します。

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その後はいわゆる山線、いくつものトンネルを快速で抜け、松阪ではまるで第三セクターかと思うような、JR東海のキハ11-305を発見。

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次の停車駅は津って、子どもの頃から一番短い地名だと有名でした。あらためて車内のLED表示を見ても、「次は」と「津」の間はLED故障?とも思えるほど。

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その「津」はやっぱり近鉄イメージですよ。隣に近鉄を見ると安心します。

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紀勢本線の旅はここから亀山に至りますが「南紀6号」は、関西本線川原田まで旧国鉄伊勢線を継承した第三セクター伊勢鉄道の線路を進みます。高校の授業で「鈴鹿山に於いて、蜂、盗人を刺し殺しし・・・」があったことを思い出す「鈴鹿」が、こんな質素な高架駅だったとは驚きました。

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コンビナートの四日市を過ぎ、桑名で東急7000系発見! 近鉄傘下の養老鉄道で東急の車両を見るのは、知ってはいても何か違和感があります。

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その近鉄を横目に見つつ、名古屋の見慣れた光景へ。

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紀伊半島を一周したものの、紀勢本線は頭部分の亀山-津間15.5km、尻部分の和歌山-和歌山市間3.3kmが未走破となってしまいましたが良しとしましょう。

 

 

 

2023年4月23日 (日)

わくわく旅の始まり?

知ってはいたものの、新大阪で入線を待っているといきなりこれが。初めてこの287系「パンダくろしお」に乗る機会に恵まれました。ちょっと間抜けな顔に見えるのはOER3001氏だけでしょうか。

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新大阪発13:13発の車内は、既にパンダさまご一行で満席でした(笑)。

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3.11東日本大震災の教訓もあって、近い将来に必ず起こるとして警戒されている南海トラフ地震に備え、津波到達予想地域を走る列車内には、このようなカードが各座席に用意されています。

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本年3月18日から使用開始となった地下ホームに13:17停車。

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1分停車して13:18に発車する予定が・・・、15分くらい停車していただろうか。原因はなんと、このホームドアトラブルだったようで、様々な車両のドア位置に対応するホームドアというものが、車両のドアの前が開いていない状態でした。

おかげでOER3001氏としては、久しぶりの大阪市内をゆっくり楽しめます。天王寺駅入線前の停車時、隣には好きな221系を観察できました。運転室の窓ガラスは下辺が数センチ上げられていたのですね。

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御坊駅では、信楽高原鉄道から導入した紀州鉄道KR205を確認できました。

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結局、14分遅延と放送していましたが、終着駅で改めて車体のラッピングを観察。

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女性客には好評な車両のようですが、OER3001氏にはどうも・・・。

まあ、乗客誘致に寄与するなら良しとしましょう。

 

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